【重要なお知らせ!!】
*先日来お知らせしてきた高槻の淀川べりのよし群落の危機を考えるフォーラムを以下の要領で開催いたします。雅楽の奏者にもきていただき、篳篥のリードがつくられるよし原のすぐそばのお寺で、地元の方々と交流していただき、演奏を交えながら、日本のこれから、日本の生態系と密接に関わって今日まで伝えられてきた雅楽のこれから、私たちが受け継いでゆくべきもの、、について考えたいと思います。貴重な集まりですので、ぜひとも皆さんご参加ください。よし利用の実行組合の方のご案内で、現地参観も予定しています。雅楽演奏は少人数編成ですが、平調「越天楽」!また、よしのリードの篳篥とそうでないものの聴きくらべ、できれば韓国・中国・ベトナム・西洋のリード楽器との比較、なども予定しています。
【地域の歴史文化と里山を活かす道
~新名神建設工事の影響を考える緊急フォーラム~】
昨年4月に工事着工が決まった新名神高速道路は大阪府においては、現在もわずかに残る北摂の里山を貫いて急ピッチで工事が進められています。それによって、まとまった生態系が分断されるほか、数々の歴史文化遺産が破壊されています。日本の雅楽を支える篳篥(ヒチリキ)の蘆舌(リード)の材料(唯一に上牧地区のヨシで作られる)であるヨシ群落に巨大な橋の橋脚が多数打ち込まれ多くの貴重なヨシ原が犠牲となることが免れません。
こうした中、ヨシ原の保全についてはすでに7万人の署名が集められ、市民の関心が高まっています。
ここで地域の人々、雅楽の関係者、宗教者、また地域経済、生態系、歴史、文化に関心を寄せる人々、などさまざまな領域の人々に広く参加を呼びかけ、このたびの新名神高速道路工事をめぐる影響とその回避について真剣な議論を交わし、今後の大阪の地域経済や社会や文化などを考えたいと思います。
【フォーラム】
7月27日(土)午後2時~6時(予定)
ところ かんまき本(ほん)澄寺(ちょうじ)
(大阪府高槻市(たかつきし)上牧(かんまき))
阪急京都本線 上牧(かんまき)駅下車 徒歩7分
( 本澄寺に駐車場があります )
○ 上牧地区におけるヨシ原利用と保全の現状
○ 署名活動の経過
○ ヨシ原現地の観察
○ 雅楽演奏(予定)
○ 他
主催:NPO法人CREC(生態文化回復コンソーシアム)
共催:大阪大学深尾葉子研究室(経済学研究科)/東京大学安冨歩研究室(東洋文化研究所)/ 日蓮宗・かんまき本澄寺
問合せ:メール crecsatoyama@yahoo.co.jp ℡ 072-669-1897 本澄寺
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- 2013/07/07(日) 23:45:42|
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