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マイケル・ジャクソンの思想

【叢書 魂の脱植民地化 第2巻】竹端 寛『枠組み外しの旅―― 「個性化」が変える福祉社会』

枠組み外しの旅

『叢書 魂の脱植民地化』の第2巻が出た!

パチパチパチ!

著者は、竹端寛(たけばた・ひろし)さん。

1975年、京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業。同大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。
現在、山梨学院大学法学部政治行政学科准教授。専門は、福祉社会学、障害者福祉政策など。
著書に『障害者総合福祉サービス法の展望』(共編著、ミネルヴァ書房)、『福祉先進国における脱施設化と地域生活支援』(共著、現代書館)など。

だそうである。私よりだいぶ若い。

http://www.surume.org/

こちらにブログがあって、そこで本が一部公開されている。アマゾンの内容紹介は以下。

諦めをこえて、どうすれば社会を変えられるか
● 諦めていたダイエットや花粉症治療を、発想を変える枠組み外しによって克服した体験を語る。
● 福祉の支援現場の支配構造を、支援する人とされる人との[対話的プロセス]でのりこえる。
● 重度障害者を施設に収容するという固い通念は、いかに打ち破られたか。
● 枠組みを外して「個性化」し、他者と[かかわり合う」。渦が拡がって、社会が変わる。

竹端さんの研究の最重要の点は、

魂の脱植民地化で、

花粉症が治った!
ダイエットに成功した!


という点にある。こんな成果の出る研究が、ほかにあろうか?

私が初めて竹端さんに会ったときは、確かにかなり太っていた。それがいまではどうだ。私より細いくらいだ。ぜひともブログに、

使用前→使用後

の写真を出して欲しい。

彼の研究が凄いのは、極めて深いレベルでの用語の哲学的反省によって、自分の体調・体形を直接改善したばかりか、そこから彼が取り組んでいる、重度障害者の福祉という現場に自らの変化した思考と身体とをひっさげで乗り込み、新たなコミュニケーションの渦をつくりだし、そこから更に哲学的反省に踏み込み、という循環構造を実践的に実現した点である。かくして彼は、思考と身体と状況とを一挙に作り替えつつある。そのリアルタイムでの報告書がこの本なのだ。

体調が悪い
体重が重い
職場がつらい


こういうことでお悩みの皆さん。

この本を読めば解決!(するかも)
2625円は安いぞ!


出版社の案内はこちら↓
http://www.seitosha-p.com/2012/10/post_196.html

アマゾンはこちら↓
http://www.amazon.co.jp/%E6%9E%A0%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%A4%96%E3%81%97%E3%81%AE%E6%97%85%E2%80%95%E2%80%95-%E3%80%8C%E5%80%8B%E6%80%A7%E5%8C%96%E3%80%8D%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E7%A6%8F%E7%A5%89%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E5%8F%A2%E6%9B%B8-%E9%AD%82%E3%81%AE%E8%84%B1%E6%A4%8D%E6%B0%91%E5%9C%B0%E5%8C%96-2/dp/4862280625/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1351584144&sr=8-2
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  1. 2012/10/30(火) 17:26:15|
  2. ブログ
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:4
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コメント

いつも拝見してます。

いつも楽しく拝見させていただいてます。
記事の独特な世界観などすごく勉強になっています。
また遊びに来ますね。これからもよろしくお願いします。
  1. 2012/10/31(水) 18:34:20 |
  2. URL |
  3. マイケルジャックソンのブログ #CofySn7Q
  4. [ 編集 ]

アマゾンで「中古品の出品:(2点) ¥ 3,397より」とありました(2012/11/2時点)。「在庫希少・品薄等の為定価(¥2,625)より高額ですが」とのこと。なお、アマゾンの新品は「通常1~3週間以内に発送(配送センターに在庫がなく、仕入先から商品を取り寄せる場合。)」とのこと。配送料込で1,000円位余計に払っても、品薄の新刊書を早く手に入れたいという方を見込んで、そういう商売があるのですね。しかし、そこで買うのは早計というもの。3つのネットショップ(ジュンク堂、紀伊国屋書店、セブンネット)をのぞいたところ、いずれも「在庫有り」で、当日~3日で発送とのこと(2012/11/2時点)。

なお、余談ながら、わたくし、ツイッター・ミクシィ・フェイスブック等は何れも未登録。また、自らのブログを作ったことも未だかつて無し。
  1. 2012/11/02(金) 13:21:14 |
  2. URL |
  3. 高砂 #-
  4. [ 編集 ]

職がある人が書いてこの値段?

いつも疑問に思うのです。東大の先生が書いた本が2千円とか3千円とか、専門書になると一万円を超えます。
お仕事(研究)の結果として出版される本で利益を得ることが果たして正しいのでしょうか?ご自身で書かれたものをpdfで無料で公開されることも多くなっています。より多くの方に、税金で収入を得ている教官が知識を共有する(ある意味、富の分配でしょうか)のが正しい社会だと思うのですが。
もちろん、国立大学法人の先生の給与を業績に鑑みて差をつけるのは良いことだと思います。
多くの方は安富先生に高給を望んでいると思いますから。
  1. 2012/11/02(金) 22:52:08 |
  2. URL |
  3. 中年おやじ #-
  4. [ 編集 ]

専門書で印税を貰えることは、ほとんどないと思います。高いのは、売れないので、印刷部数が少ないからです。たとえば、『「満洲」の成立』は補助金を頂いて、漸く、あの価格におさえています。もちろん補助金をいただくには、初版印税なし、が条件です。
  1. 2012/11/02(金) 23:21:09 |
  2. URL |
  3. yasutomiayumu #-
  4. [ 編集 ]

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まとめ【【叢書 魂の脱植民地】

『叢書 魂の脱植民地化』の第2巻が出た!パチパチパチ!著者は、竹端寛(たけばた・ひろし)さん。1975年
  1. 2012/11/01(木) 07:57:31 |
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