「原発という麻薬から足を洗うために」
日時:7月22日(日)19時から21時
場所:
キャンパスプラザ京都(京都駅より5分)第四講義室
定員:90席
無料・事前予約不要
登壇者
平智之 衆議院議員(京都一区;平安党結党準備中)・材料工学
阪上雅昭 京都大学教授・物理学
安冨歩 東京大学教授・歴史学・非線形科学
【趣旨】原子炉というものは、2700度に達する核燃料を、1000度で溶け始める鉄の釜で閉じ込めようとするもので、失敗すると必ず大事故が起きるものです。この本質的困難は、何をどうがんばっても、どうなるものでもありません。技術的に、弥縫策に弥縫策を重ねて実現しているものであり、それゆえ、言語的にも弥縫策に弥縫策を重ねて運営されることになります。このようなものに、なぜ人々は手を出してしまうのか。どこがどう無理があるのかを、主として物理的・工学的側面から考察すると共に、そこから即時抜け出す「禁原発」のための戦略を、三人の鼎談で論じます。
【話題】
・「安全な原子炉」の技術的不可能性
・放射能の危険性
・非線形科学の系譜をたどる
・組み合わせ爆発の発見とその意義
・いわゆる安全性解析の無意味性
・エントロピーとエネルギーの観点から考える
・どうしたら政治をまっとうにできるのか。
・どうしたら学問をまっとうにできるのか。
など
追記:京大のある研究員の方が、ポスターを作ってくださった。しかもそのポスターには、画家の下條ユリ氏の描かれた “Voices from 2011~日本と地球の子供たちへ” という作品を使わせていただいている。下條氏のこの画に関するインタビューが
ここ に出ている。
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- 2012/07/12(木) 07:21:15|
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