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マイケル・ジャクソンの思想

コンポジウムのご案内:「原発事故で何が吹き飛んだか? ~日本社会の隠蔽構造とその露呈~」

<「魂の脱植民地化」を考えるコンポジジウム>

「原発事故で何が吹き飛んだか? ~日本社会の隠蔽構造とその露呈~」


≪開催趣旨≫
福島第1原子力発電所の事故から一年が経過しました。あの事故は何だったのか。あの事故によって何が明らかになったのか、を考えるコンポジウムを行うこととしました。この形式は、私たちの研究会で過去、何年も行っているもので、「コンポジウム」=「コンサート」+「シンポジウム」という意味で、音楽と学術との融合を目指すものです。ここで展開する議論の目的は、なんらかの「合意」を形成することではなく、参加した者、一人一人が、なんらかなの新たな気づきを得て、それぞれに考えを発展させることです。このコンポジウムを通じて、この事故のもつ意味と、これからの道を、それぞれに考えたいと思います。

日時:2012年3月28日:午後13時開場・13時30分開始・17時終了
場所:東京大学・本郷キャンパス・経済学研究科棟第一教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html

参加無料、事前登録不要

【主催者】
安冨歩教授(東京大学・東洋文化研究所)・社会生態学・魂の脱植民地化研究・「東大話法」研究。

【司会】
深尾葉子准教授(大阪大学・経済学)・社会生態学による人間・社会・環境の相互作用プロセスの研究・魂の脱植民地化研究、環境問題のグローバルマネジメント論。

<学術関係>

【報告者】
真鍋勇一郎助教(大阪大学・工学)・核物理。核物理の理論分野出身。原子力人材育成関連のポスドク、原子力プロジェクト研究員を経て、09年より助教。シミュレーションが専門。事故後、核物理分野の研究者が発起人の飯舘村の土壌調査に参加。

【パネリスト】
島薗進教授(東京大学・人文社会系)・宗教学。東京大学原発災害支援フォーラムの発起人。

早川由紀夫教授(群馬大学・教育学部)・火山学。国会でも取り上げられた「早川マップ」の作成者。

<芸術・音楽関係>
【音楽】
千葉泉教授(大阪大学・人間科学)・ラテンアメリカの民衆文化とその実践的応用。研究と共に、自ら作曲・演奏する。今回は歌手として。

【芸術】
赤城修司(福島市)・福島の高校美術教員。今回は福島市の日常物を利用したインスタレーション「何も変わってないのに、何もかも変わってしまった。」を展示。

【パネリスト】
高橋健太郎(音楽評論家・音楽家)・人間が幸福に生きることが原発を止めること。

【ゲスト】
岩上安身(IWJ代表) このコンポジウムを、IWJで中継しながら、ご発言いただきます!


<式次第>
(1)千葉さんの歌でオープニング
(2)真鍋さんによる原発事故の全容と今後についてのご報告(40分程度)
(3)赤城さんの展示物の紹介
(4)以上を受けて、各人が20~30分程度のパワポを用意して、適宜その報告を織り交ぜながら、これからどうすべきかを議論していく。間に千葉さんの歌を挟む。

<主催>
東京大学東洋文化研究所 安冨研究室
連絡先:安冨研究室 03-5841-5849 animus@ioc.u-tokyo.ac.jp
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  1. 2012/03/10(土) 12:00:00|
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今日のお話を聞いて

本日3月13日に、近江兄弟社高校で先生の講演「何でも自分で考えよう」をきいた者です。
質問のところで勇気が出なくてきけなくて、でもききたかったので、先生のブログのコメントに書かせていただきます。

毎日いろんな勉強をしていて、「なんでこうなるの?」という「なぜ」がでてきます。
それを考えることはすごく大事だと思います。
でも、そればっかり考えていたら、学校で勉強しなければいけないことは多いので、ついていけなくなります。
だから、なぜって思ってもちょっと我慢したりしてしまいます。
最近、このことについて考えているのですが、すごく悩んでいます。



今日の質問のところで、学校の教師が、教育について質問したとき、
全部深く考える必要はない、学習指導要領の中でも自分に必要なことだけよく考えたらいいというようなことをおっしゃっていましたが、
その「必要なこと」の意味がよくわからないです。
自分にとって何が必要か、今の時点ではわからないと思います。
自分にとって必要と判断する基準は何なのでしょうか。

あともうひとつ、連立方程式を解くように英文を読むとはどういうことなのですか。

  1. 2012/03/13(火) 12:53:54 |
  2. URL |
  3. 近江兄弟社の高校生 #ZL6mqrZI
  4. [ 編集 ]

Re: 今日のお話を聞いて

> 毎日いろんな勉強をしていて、「なんでこうなるの?」という「なぜ」がでてきます。
> それを考えることはすごく大事だと思います。
> でも、そればっかり考えていたら、学校で勉強しなければいけないことは多いので、ついていけなくなります。
> だから、なぜって思ってもちょっと我慢したりしてしまいます。
> 最近、このことについて考えているのですが、すごく悩んでいます。

それはとても重要なことです。私は高校生のときは、学校の勉強は、大半、投げていて、ついていく気がありませんでしたから、自分の気に入ったことだけ勉強していました。あなたがそうすべきかどうかは、ご自分でお考えいただくしかありませんが、「なぜ」と思ったことは、できるだけ先生に聞いたり、ネットで調べたりするようになさってはどうでしょうか?

> その「必要なこと」の意味がよくわからないです。
> 自分にとって何が必要か、今の時点ではわからないと思います。
> 自分にとって必要と判断する基準は何なのでしょうか。

基準はありません。
興味が湧けば必要なのであり、湧かなければ、少なくともその時点では必要ではないのです。


> あともうひとつ、連立方程式を解くように英文を読むとはどういうことなのですか。

文章というものは、
(1)単語
(2)文脈
から成り立っています。これが、連立方程式の、
(1)変数
(2)方程式
と同じ構造になっているように、高校生の頃に感じていました。ですから、わからない単語を未知数xとしつつ、文章全体の意味を推定し、そのなかから単語の意味の範囲を狭めていって、同時に文章全体の意味も確定していく、という形で英文(あるいは古文や、あるいは現代文も)を解釈する、ということです。これは、今でも同じ事をやっています。
  1. 2012/03/13(火) 23:55:44 |
  2. URL |
  3. yasutomiayumu #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます。
自分でよく考えてみます。
  1. 2012/03/15(木) 10:03:14 |
  2. URL |
  3. 近江兄弟社の高校生 #-
  4. [ 編集 ]

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