『原発危機と「東大話法」』 のアマゾンの順位がお陰さまで上昇している。予約中だというのに、
単行本: 276ページ
出版社: 明石書店 (2012/1/7)
言語 日本語
ISBN-10: 4750335169
ISBN-13: 978-4750335162
発売日: 2012/1/7
商品の寸法: 19.1 x 13.2 x 2 cm
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 852位 (本のベストセラーを見る)
という具合で、ここまで上がってきた。なんとか皆さんに広く読んでいただきたい。でないと、命がけで書いた意味がない。
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2012/01/03(火) 21:02:56 |
ブログ
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| コメント:12
仕事柄トラブル対応することが有ります。
正直、今回の事故の一時対処はお粗末でした。でも自分の感覚だとトラブル対応は経験が重要です。
今回はトラブル対処の責任者が未経験だったし、問題無いことを期待する世論の圧力も多分にあった。それによって情報開示や状況判断が誤った方向に向かった。
失敗は必然だったし、不可避だったと思う。
これから何を教訓として学ぶのかが重要だと思う。
自分は脱原発には反対していますが脱原発の理論は注意深く理解しようと思う。その参考に先生の本を読んでみようと思う。
2012/01/04(水) 02:37:29 |
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かさやん #79D/WHSg
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>かさやんさん
ありがとうございます。どうぞご感想をお願いします。私の考えは、事故は決して防げないので、最大限が見込めない原発は、決して使ってはならない、ということです。
2012/01/05(木) 00:21:17 |
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安冨歩 #79D/WHSg
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安冨先生のご研究は、個人個人を救済しうる現代の偉大な思想だと考えておりますが、社会科学における予測という点についても、偉大な貢献をしうるのではないかと僭越ながら期待させていただいております。経済学で最近はやりなSystem GMMでもランダマでも、予測のええ加減さについては無自覚でしょうし、Charles F. Manski以上の知見が先生から伺えるのではないかと。助けてくださいとの意味で期待させていただきます。
2012/01/06(金) 20:00:10 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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>kadomaysuさん
予測というものが原理的に不可能であり、大切なことは、既に起きている現実を見ることだ、ということを、ピーター・ドラッカーが何十年も前から指摘しています。私も、そう思います。
なぜそうなるのかというと、社会というものが極度に非線形であって、かつ、システムの作動を決定する構造自体が、常に変化するシステムだからです。これが予測に関する有効な知見の全てです。
問題は、既に起きている現実が見えないようになっていることです。
2012/01/06(金) 20:41:49 |
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安冨歩 #79D/WHSg
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>問題は、既に起きている現実が見えないようになっていることです。
これについての便宜的手法(学会的な意味で)がないこと、そしてそれに気づく人が少ないことが、現代の誤謬だと思います。『東大話法』にて期待させていただきますが、計量経済学の進歩についての楽観論に、一席投じていただける言説を期待申し上げます(わからんやつは永久にわからんのですが・・・)。とはいえ、犠牲者なのに気づかない若い研究者を助けてください。学会はくだらんですが、だからこそ、救済してください。
2012/01/06(金) 21:24:35 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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>kadomaysuさん
残念ながら、あれは「業界」なので、業界の前提を崩すような話は、聞こえないフリをするので、何を言っても聞こえません(二十年くら言い続けましたが無駄でした)。若い研究者も、その業界で食べていくことを目的としているだけなので、別に犠牲者ではありません。本当のことを知りたいという意欲のある若い研究者は、違う道を進んでいるはずです。
2012/01/06(金) 21:54:56 |
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安冨歩 #79D/WHSg
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さすが、安冨先生です。他力の意義、上記コメントから、先生の著書での意義を再確認できました。すばらしい!謙遜でも、言い訳でも、逃げてもなく!NATUREな回答、感謝です。感動です。本当にありがとうございます。
いずれ、匿名ではなく、直接、感謝の意を申し上げたいです。その節はよろしくお願いいたします。
2012/01/06(金) 22:05:44 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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先生のご意見で、なんか世俗と戦う勇気がわいてきました。この感謝をなんと表していいやら!
ともあれ、私も先生の薫陶でがんばりますし、先生の知見をひろめるうえで陰ながらご協力させていただきたいです。でも、この関係って、カルト教団みたいなのとは全然違って、接点は複雑系とかスピノザ、そして親鸞だったりするから、先生はすごいです。
2012/01/06(金) 22:09:55 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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先生の6のコメントは全てですね。僕も自分なりの道を見つけました。それは先生のおかげです。なので、「業界」は放置することにいたしましたw
でも、業界外の知己には先生の知見を広めたいと勝手ながら尽力させていただきます。
と同時に、いろんな形であっても、真実は伝わるのだと、このコメントで確信できました。これも感謝です。
2012/01/06(金) 22:15:39 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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>kadomaysuさん
業界外の方で経済に関心をお持ちであれば、『経済学の船出』を読んで欲しいです。これが全く読まれなかったので、私は、本当に経済学業界には絶望しました。
2012/01/07(土) 00:40:22 |
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安冨歩 #79D/WHSg
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『船出』はすごすぎて、隠れて感動した同業者は多いと思いますが、みな、びびって表明しないだけです。いずれ、顕在化しますんで、がんばってください。
『船出』のおかげで、自分がしたい研究が明確になり、なぜか、学会発表や英文投稿も気楽になれて私は助かってます。その意義をいずれ、わたくしも顕在化できれば。
ともあれ、『船出』の影響力はこれからですよ。絶望しないでください。絶対に、世間の役に立たれてます。学会を良くされてらっしゃいますよ。
『生きるための』にしたって、あの池田某氏すら、感銘しているんですから(あれも感動の半分も怖くて表明できてないはずです)。
2012/01/07(土) 00:52:06 |
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kadomaysu #79D/WHSg
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>kadomaysuさん
そうだとするとありがたいのですが、その割には、全然売れていません。。。
2012/01/07(土) 09:28:49 |
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安冨歩 #79D/WHSg
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