毎日新聞では、「放射能をつけたぞ」になっている。なぜこんなことをしたのか、もう一度考えてみたが、
「除染をしっかりしないといけないと思った」と強調した
ということなので、原発の視察に行って、防災服に放射性物質が付着している気がして、
メチャクチャ怖かったのだろう。それで記者に
「デン」して放射能の穢れを移そうとしたのだと思う。鉢呂氏は、本当に、怖かったのだ。そう考えれば、大人気ないけれど、自然な行為であって、不可解ではない。
しかしやはりこれでは大人げない。彼がすべきであったことは、
福島原発の視察に行って、とても怖かった、と正直に言うことだったのだと思う。今からでも遅くないから、そういえば良い。
=========
鉢呂経産相:「放射能つけたぞ」記者に防災服をすりつける
毎日新聞 2011年9月9日 22時36分 更新:9月10日 0時6分
鉢呂吉雄経済産業相=経産省で2011年9月9日
鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第1原発の視察を終えた8日夜、東京都内で報道陣の一人に近寄って防災服をすりつける仕草をし、「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をした。不用意な行動と批判されるのは必至で、原発を所管する担当閣僚としての資質が問われそうだ。
鉢呂氏は防災服をすりつける仕草をした後、記者団に「除染をしっかりしないといけないと思った」と強調した。報道陣は、鉢呂氏の福島第1原発の視察後の見解を聞くため、取材していた。鉢呂氏は9日、仕草について「厳しい状況だったということを話した」と周囲に釈明している。
鉢呂氏は9日午前の会見で、福島第1原発の周辺市町村を「死の町」と発言。野田佳彦首相が訂正を求め、鉢呂氏は同日午後の会見で発言を撤回し、陳謝した。鉢呂氏は8日、野田首相に同行して福島第1原発や同原発から半径20キロの警戒区域を視察していた。
スポンサーサイト
- 2011/09/10(土) 00:09:08|
- ブログ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
鉢呂大臣の言動への世間の多くの批判をつぶさに見れば、そのニュアンスはひとつではないと思いますが、何より大切なのは、人としての誠実さと、それが受けとめられる環境ではないでしょうか。
- 2011/09/11(日) 01:53:52 |
- URL |
- ぽんちゃん #79D/WHSg
- [ 編集 ]