いい加減にしろ!のヒトコトである。
自民党の大島理森副総裁は9日、党本部で記者団に対し、
「被災者から希望を奪うような発言をすること自体、閣僚として失格だ」とほざいたらしい。いい加減にしてほしい。原発周辺には、決してもどることのできない土地が広がっている。この事実を無視して、
被災者にありもしない希望を振りまくことこそ、政治家として言語道断の悪行であることが、まだわからないのだろうか。
みんなの党の渡辺代表も
「国会で糾弾されるべきだ」などとアホなことを言っている。みんなの党も結局のところは、
幻想をみんなにばら撒く党ということなのだろう。
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鉢呂経産相、「死のまち」発言を撤回・謝罪
発足から1週間の野田政権で、閣僚や民主党幹部から不用意な発言が相次いでいる。
9日には鉢呂経済産業相が東京電力福島第一原子力発電所の周辺市町村を「死のまち」と評し、発言の撤回と謝罪に追い込まれた。自らの発信を極力控え、「守り重視」のスタートを切った野田首相だが、思わぬ形で周囲に足を引っ張られている。
鉢呂氏の発言は、9日の閣議後の記者会見で飛び出した。首相らと8日に原発周辺の自治体を視察した感想を記者団から問われ、「残念ながら、周辺市町村の市街地は人っ子一人いない。まさに『死のまち』という形だった」と述べた。9日午前の閣僚懇談会で、藤村官房長官が「テレビなどでの発言は、政府方針を十分踏まえて対応いただきたい」と注意を呼びかけた直後の出来事だった。
野党は一斉に批判の声をあげた。自民党の大島理森副総裁は9日、党本部で記者団に対し、「被災者から希望を奪うような発言をすること自体、閣僚として失格だ」と指摘。みんなの党の渡辺代表も「国会で糾弾されるべきだ」と責任を追及する考えを示した。
広がる波紋に、台風豪雨の被災地を視察していた首相は9日午後、記者団に「不穏当な発言だ。経産相には謝罪して訂正してほしい」と語り、さっそく自ら火消しに動いた。鉢呂氏は同日夕、2011年度第3次補正予算案について説明した経産省での記者会見で、「誤解を与える表現だったと真摯に反省し、撤回する」と陳謝した。
(2011年9月9日20時55分 読売新聞)
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- 2011/09/09(金) 21:24:22|
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