詳しく知れば知るほど、感心してしまう。上の腐れシンポは、本当に真まで腐っていたのである。しかしまぁ、小出さんは、九電と知事と保安院とがグルになってこれだけの徹底的なヤラセ布陣を張り巡らし、更に大橋教授のような、徹底的に詭弁を弄する人物が待ち構えているところに、堂々乗り込んで、よくぞ正常な精神を維持して帰って来られたものである。
私のような小人では、絶対に、頭がおかしくなるか、暴れまわってしまったと思う。
人不知而不慍 不亦君子乎
人しらずして、慍らず、また君子ならずや。
この論語冒頭の言葉を私は、
「わかっとらん奴を見ても、怒らない。まったく君子ではないか。」
と解釈しているのだが、まさに、小出さんは君子である。
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九電、原発説明会6回に1300人動員 発言要請も
2011/7/29 17:45 日経新聞
九州電力は29日、原子力発電所の増設などを巡り2005~10年に国や同社などが主催した6回の説明会全てで社内や協力会社の社員らを動員し、計1323人が参加していたと発表した。出席者全体のほぼ半数を九電関係者が占めた説明会もあった。全説明会で社員や地元自治会に意見を述べるよう依頼。「具体的な発言内容は指示しなかった」としているが、事実上、増設などへの賛成意見の表明を求めたとみられる。
九電はどの説明会でも、経済産業省原子力安全・保安院から動員や発言の要請はなかったと説明。ただ、このうち10年5月に経産省が主催した川内原発(鹿児島県薩摩川内市)3号機増設に関する説明会を巡っては「経産省資源エネルギー庁の担当者から『なるべく会場の座席が埋まっていた方が望ましい』と言われた、と社内で聞いた」との社員の証言を得ているとした。ただ「記憶が曖昧で詳細は分からない」としている。
九電は29日、同省資源エネルギー庁に報告書を提出した。
九電によると、6回の説明会のうち、出席者数全体に占める九電関係者の割合が最も大きかったのは、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を燃やすプルサーマル発電の玄海原発(佐賀県玄海町)への導入を巡る05年12月の佐賀県主催の説明会。出席者782人のうち、九電関係者が47%の366人を占めた。
10年5月の川内原発3号機増設を巡る経産省主催の説明会では、意見陳述できる20人の枠に応募するよう、地元町内会長や自治会などに依頼。結果的に15人が陳述人に選ばれ、全員が発言した。傍聴人としての参加も社員や協力会社に依頼し、全体の出席者903人の4割近くにあたる337人が九電関係者だった。
九電はこうした動員などの詳しい実態について、「やらせメール」問題と合わせ、27日に設置した社外有識者の第三者委員会に解明を要請。第三者委は9月末までに最終報告書をまとめる。
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- 2011/07/30(土) 21:43:41|
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