大橋弘忠東大教授が小出裕章先生を前に醜態を晒した玄海原発のプルサーマル討論会であるが、参加者の半数が九電のヤラセ動員であることがわかった。
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【玄海】プルサーマル討論会、参加者半数が九電の動員
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3号機のプルサーマル発電計画について、佐賀県が2005年12月に公開討論会を主催した際、九電が動員した社員や関連会社員らは、参加者全体(782人)の半数近い三百数十人に上っていたことが28日、九電関係者の証言でわかった。
さらに、会場で行われた参加者アンケートに積極的に回答するよう九電が指示していたことも判明した。
アンケート結果は原発の安全性に肯定的な意見が約65%を占め、古川康知事はこの結果などを参考に、06年3月に計画への同意を表明した。九電による“作られた世論”が、全国初となるプルサーマル発電計画を後押しした可能性が出てきた。九電は29日、この討論会を含め、過去、組織的な動員が常態化していたことを経済産業省に報告する。
討論会は05年12月25日、県民が計画の是非を判断する最後の議論の場として、唐津市のホテルで開かれた。玄海町など地元3市町住民が優先され、他の地域の住民は抽選となった。
(2011年7月29日 読売新聞)
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- 2011/07/29(金) 13:14:05|
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