http://wwv.newsmth.net/pc/pccon.php?id=10003608&nid=426349&s=all&tid=20909中国に出張して、清華大学で阪大の深尾さんと共に、「日本近代的结构与福岛核电站事故的真相」という講演をしてきた。私は中国語が下手くそなので、深尾さんに中国語で主としてやってもらったのだが。言うまでもないが、清華大学は中国の理系の中核大学で、最近は政府首脳の多くが清華大学なので「大清国」とさえ言われるくらいで、当然ながら、あちらの原子力村は、清華大学関係者が多い。
総勢30人くらいの方が聴きに来てくださった。清華大学以外の方も多く、熱心に聞いてくださった。このブログで書いていることをまとめると共に、日本社会の構造のどういう部分がどう作用して、今回のようなひどい事態が生じたのかに関する見解を説明した。それはまた今度、まとめを書きたい。
活発な討論が行われ、主催してくださった王中忱教授が、「今回の事故が、天災のようにみえて人災であり、また、中国にとって、世界にとって、全く他人ごとではない、ということがよくわかりました。これから清華大学でも議論を深めていかねばなりません。」とまとめてくださった。ちなみに、清華大学でも徐々に議論が広まっているとのことである。
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- 2011/05/26(木) 23:50:38|
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