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これから福島という名前は世界中に知れ渡ります。福島、福島、福島、何でも福島。これは凄いですよ。もう、広島・長崎は負けた。福島の名前の方が世界に冠たる響きを持ちます。ピンチはチャンス。最大のチャンスです。何もしないのに福島、有名になっちゃったぞ。これを使わん手はない。何に使う。復興です、まず。震災、津波で亡くなられた方々。本当に心からお悔やみを申し上げますし、この方々に対する対応と同時に、一早く原子力災害から復興する必要があります。国の根幹をなすエネルギー政策の原子力がどうなるか、私にはわかりません。しかし、健康影響は微々たるものだと言えます。唯一、いま決死の覚悟で働いている方々の被ばく線量、これを注意深く保障していく必要があります。ただ、一般の住民に対する不安はありません。
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2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会で、山下教授は上のように発言している。
普通の感覚からすれば、常軌を逸している。どうみても、福島県民が被曝していることを喜んでいるとしか思えないが、実際、喜んでいるのである。
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これから福島という名前は世界中に知れ渡ります。福島、福島、福島、何でも福島。これは凄いですよ。もう、広島・長崎は負けた。福島の名前の方が世界に冠たる響きを持ちます。
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というのは何のことかというと、放射線防護学会では、ヒロシマ・ナガサキ、というのがビッグネームだからである。これだけ大量の人が、一度に被曝した例はない。それゆえ、放射線を浴びるとどういう症状が出るのか、についての研究は、ヒロシマ・ナガサキの被爆者を調べたデータが基本になっている。
それゆえ、この業界では、ヒロシマ・ナガサキが「世界に冠たる響き」を持っている。おそらくは、このおかげで、日本の学者は大きい顔ができるのだと思う。山下教授は、長崎大学に所属することで、国際的にこの学会でブイブイ言わせているのだろう。
この業界では今後は、フクシマが注目されるに決まっている。これだけまとまった数の人が、先進国で被曝したのは初めてであって、今後、多くの人がどういう病歴を持つかを、丹念に調べることが可能である。山下教授は、その研究の中心に位置することが確実であって、
「福島、福島、福島、何でも福島。これは凄いですよ。」
というのは、彼にとって、嘘偽りのない感情なのであろう。
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- 2011/05/06(金) 18:44:11|
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