メチャクチャ怖いことになっている。
出てきた高濃度汚染水を、タンカーで別の原発に運んで処理する、というピストン輸送システムを、なぜ構築しないのであろうか?????
このままやっていたら、アウトになる日は近い。
============
福島第1原発:4号機プール、再び水温上昇
2011年4月13日 10時23分 毎日新聞
東日本大震災の4日後に原子炉建屋が爆発で大破した東京電力福島第1原発4号機で、使用済み燃料プールの水温が90度まで上昇していることが13日、東電の調べで分かった。付近の放射線量も毎時84ミリシーベルトと極めて高い。通常は、プールわきを普段着で歩くことができる0.0001ミリシーベルトだ。冷却水の注入は、プールの水があふれないよう蒸発分の補充にとどまるため、十分な冷却ができないという「ジレンマ」が改めて浮き彫りになった。
4号機のプールには1331体の燃料集合体がある。このうち548体は炉内工事のため全量を取り出したもので、通常の使用済みの燃料棒に比べ、高い熱を放出する可能性がある。燃料の余熱でプールが沸騰し、露出した燃料棒が過熱して被覆管が水と反応。水素が発生して爆発したとみられる。コンクリート圧送車で水を補給後、燃料棒の露出は収まったとされていた。
東電は12日、燃料棒の損傷度を調べるためプールの水を遠隔操作で採取した。この時、水温が90度と判明。爆発前日の84度を上回った。また、プールの約6メートル上空で通常の10万倍以上となる高い放射線量を計測した。燃料は水に覆われ、露出していなかったという。高線量の原因について、東電は「プール内の燃料の損傷か、圧力容器内の物質が出た可能性などが考えられる」と推測し、放射性物質の成分を分析している。
現在、圧送車を使ってプールを冷やすための水を補給しているが、その量を増やせば、放射性物質に汚染された水があふれて対応が難しくなる。一方、余熱で蒸発した分だけを補給する現状では沸騰は避けられない。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「(海水で冷やす)通常の循環冷却装置を早く復旧させたいが、建屋内の放射線量が高く作業ができない」と話す。【山田大輔】
スポンサーサイト
- 2011/04/13(水) 11:00:04|
- ブログ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
いつもながら、迅速な情報提供を感謝します。最近、刻々と変わる原発の状況が気になって、道を歩いていてもネット情報をチェックしたくなる。
ここらでまた、earth songのような、今、この状況にふさわしい曲を歌詞と一緒にアップして頂けるとありがたい。とても癒される。
- 2011/04/13(水) 11:51:33 |
- URL |
- まゆまゆ #79D/WHSg
- [ 編集 ]