http://ameblo.jp/anmintei/entry-10854295440.htmlhttp://ameblo.jp/anmintei/entry-10855942794.htmlhttp://ameblo.jp/anmintei/entry-10859479638.html===========
つまり、どんな物質でも、生態系が処理してくれるものを、処理できる量だけ、処理できるように出すなら、何も問題はない。
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@KatuhikoHamaura
濱浦 勝彦
漁師はウニの殻や昆布の端を海に棄てたら、摘発のため私服で張りこんでいる海上保安官に不法投棄の罪で逮捕される。海から出たものを海に戻すことすら罪になるのに放射性物質を垂れ流してもなぜ誰も
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というつぶやきが出ていたが、ウニの殻や昆布の端を海に戻すのは、正しい行為である。なぜならもともと、そこにあったのだから、海に戻しても、生態系が何らかの形で処理する。処理される、ということは、生態系が栄養として利用した、ということである。
一方、放射能を海に流すのは全く正当化することができない。放射性同位体は、化学的機能が放射性を持たない同位体とほぼ同じなので、生物は同様に取り込んでしまう。取り込むと、内部被曝を起こし、遺伝子に傷を受ける。放射能を維持する限り、生態系を渡り歩いて、生命を傷つけつづける。
このように考えれば、何を環境中に出してよくて、何が悪いかハッキリする。ダメなものは薄めたって何したってダメである。出して良いものでも、出してはいけない出し方がある。たとえばプラスチックなどは、そのままでは利用されないから出してはならず、高温で燃やせば良く、その熱を利用すべきである。生ごみなどは燃やしてはならず、人間に都合の悪いばい菌が繁殖しないように処理して、そのへんにばら蒔けば生き物が食べてくれる。
資源ごみなども、キチンと自治体で回収して処理したりしてはいけない。出来る限り回収屋さんが欲しい物は持って行ってもらって、残ったどうしようもないものだけを自治体が処理すべきである。人間の経済活動だって、生態系の一部なので、誰かが必要として処理するものは、それに任せねばならず、どうしようもないものが、なるたけ出ないような「人間活動の生態系」をどうやって構築したらいいかを考えねばならない。それでも本当にどうしようもないものだけは、政府が何らかの形で引き取るべきだが、出来る限り、そういうものが出ないように「人間活動の生態系」を構成すべきなのである。
(つづく)
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- 2011/04/13(水) 11:30:00|
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