これで流出が止まるかどうかで、我々の運命はかなり変わってくる。
止まらなければ、福島第一原発のコンクリートの土台や水槽があちこちひび割れだらけだ、ということになる。そうなると、
炉心⇒圧力容器⇒格納容器⇒土台⇒海
と多数のルートで直結していることになり、炉心を冷却するために水を入れ続ける限り高レベル放射性物質のダダ漏れが続き、太平洋が放射能で汚染され続けることになる。
==========
福島第一原発、立て坑にコンクリ注入開始
福島原発
福島第一原子力発電所2号機の取水口付近で、立て坑(ピット)の亀裂から放射線量の強い汚染水が海に流れ出た問題で、東京電力は2日、流出源とされる立て坑と、汚染水がたまっている作業用トンネル(トレンチ)がつながっており、汚染水が流れた可能性があると発表した。
東電は同日午後、立て坑にコンクリートを注入した。午後7時頃に2回目の注入を行い、明朝までに汚染水の流出防止効果を確認したいとしている。
立て坑は電源ケーブルの点検用に設けられたもので深さ約2メートル。同日朝、強い放射線を放つ汚染水がたまり、立て坑の側面にある亀裂(約20センチ・メートル)から海に流出しているのが見つかった。
(2011年4月2日19時16分 読売新聞)
スポンサーサイト
- 2011/04/02(土) 19:34:06|
- ブログ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0