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マイケル・ジャクソンの思想

福島原発:屋外でも1シーベルトの放射線

頭がクラクラするニュースが立て続けに出ている。

現状を整理すると、

(1)圧力容器に穴があいており、
(2)そのために水がたまらないで炉心が半分むき出しの状態で、
(3)格納容器も完全にはとじておらず、
(4)高濃度の放射能をもつ水があふれてはタービン室に膨大に溜まっており、
(5)その上、その水は周辺の溝にも溢れている。
(6)多分、海にも流れ出している。

という事態である。これはもう大変なことだと私は考える。一刻も早く、石棺か何かしらないけれど、何らかの方法で外部への放射性物質の漏出を防ぐ大規模な対策をとるべきである。このままチンタラやっていたら、とてつもない規模の放射能汚染が生じ、全員、撤退になってしまいかねない。

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福島原発、建屋外の水たまり 高い放射線量
2号機地下通路、1000ミリシーベルト以上
2011/3/28 17:58 (2011/3/28 18:39更新) 日経新聞

 東京電力は28日、福島第1原子力発電所1~3号機のタービン建屋の外に水たまりがあり、2号機付近で表面から毎時1000ミリシーベルト以上の放射線を確認したと発表した。

 水たまりはタービン建屋とつながる地下通路にあり、放射線管理区域の外側。放射線量は1号機付近では同0.4ミリシーベルト。3号機はがれきなどがあり、測定出来なかったという。

 東電によると、水たまりが見つかったのは27日午後3時半ごろで、同日中に放射線量を測定した。目視では水位の変化は確認できないという。水たまりが出来た経緯などは調査中としている。

 地下通路は各号機の冷却用にくみ上げた海水を送る配管が敷設され、人間も通れる。タービン建屋から地下を通って海側出入り口につながる構造で、両端は立て坑。通路の長さは1号機が162メートル、2号機が76メートル、3号機が74メートル。深さはそれぞれ1号機が16.1メートル、2号機が15.9メートル、3号機が25.7メートル。

 放射線量は海側出入り口に近い通路で測定した数値という。

 福島第1原発を巡っては、26日の調査で、2号機タービン建屋地下のたまり水からも毎時1000ミリシーベルト以上の放射線量を測定している。
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  1. 2011/03/28(月) 18:42:16|
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  4. | コメント:1
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コメント

1 ■もう

心配で心配でいてもたってもいられません!
一刻も早く封印するしか無いと思うけど、何故しないんでしょうか・・・まだ直せるとでも思ってるのでしょうか。それとも、できる状況じゃないんでしょうか?
  1. 2011/03/28(月) 19:48:29 |
  2. URL |
  3. ゆき #79D/WHSg
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