自衛隊のヘリが撮影した赤外線写真が公開された。これを見ると、一番心配な2号機の天井は、床暖房くらいの温度のようである。4号機のプールも水が入っているとしか考えられない。42度なら、ちょうどよいお風呂である。使用済み核燃料がむき出しになって水素が出るなら、1000度とかになっているはずだ。ということは、4号機のプールが割れているというアメリカの主張は間違いである。3号機の格納容器のてっぺんも128度であれば、当分、溶けない。1号機も一番熱いのがプールの58度のようだ。1号機は多分、格納容器を覆うコンクリートが吹き飛んでいないのだと思う。
これは、かなり良い知らせだ。
(防衛庁がデータを変造していない限りは。多分、やっていないだろう。)
あと、高レベルの放射線を出している瓦礫を戦車で片付けて、電源が回復すれば、落ち着く見込みが出てきた。
ふ~~~~~~~~~~~~~~
とはいえ、敵は勝手に熱くなる核燃料なので、どういう逆転があるかわからないが、当分は炉心の全面溶解や水蒸気爆発は起きないだろう。しばらくニュースを見ないで放置しようと思う。肩こりのほうが健康被害が深刻だ。
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福島第1原発:「全プール100度未満」防衛相
福島第1原発の放射温度写真=防衛省技術研究本部撮影
北沢俊美防衛相は20日夜、記者会見し、陸上自衛隊ヘリCH47Jで同日午後行った福島第1原発1~6号機の表面温度計測結果について、使用済み核燃料プールの温度は「すべて100度未満だった」と発表した。「原子力安全・保安院の専門官からは『プールには水が入っている』との指摘があった」と語った。
防衛省によると、高度約900メートルから赤外線を使い計測。建屋上部が吹き飛ばされ、放水作業が続く3号機は62度と最も高く、1号機58度、4号機42度で、建屋が破壊されていない2、5、6号機(天井部分)は35~24度と低かった。また、プール以外では3号機の原子炉の格納容器上が128度と高かったが、北沢防衛相は「炉心の上なので想定の範囲内というのが専門家の見解だ」と述べた。【本多健】
毎日新聞 2011年3月20日 23時21分(最終更新 3月21日 11時07分)
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- 2011/03/21(月) 12:20:27|
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