いやな予感がする。
いくら海水を入れているといっても、炉心の一部はまだ露出が続いているのではないのか。あれだけ苦労しても露出が続いていて、一時は、注水をやめていたのだから、そう簡単に入らないだろう。それに、海水をあれだけ入れると、水が蒸発して、塩分がパイプを埋めてしまい、注水を妨害するようになるはずだ。
こんな段階で「炉心が冷却された」などという言葉を平気で使うとは、信じられない神経である。原発安全欺瞞用語に違いない。非常にいやな感じがする。
それから、農産物についてだが、「国とも相談しながら」というのがミソなのだろう。国民の税金でなんとかケツを拭いてもらうつもりなのだ。
======================
1~3号機、炉心は冷却状態…東電会見
読売新聞 3月19日(土)19時42分配信
東京電力は19日午後7時頃から広報担当者が記者会見し、「福島第一原発1号機から3号機については炉心を冷却するための海水の注入が続いている」として、炉心が冷却された状態であるとの見方を示した。
また、復旧に当たっている作業員のうち、6人が100ミリ・シーベルトを超える放射線量を浴びたことも明らかにした。
厚労省が定める作業員の緊急作業時の被曝(ひばく)限度量は、これまで100ミリ・シーベルトだったが、今回の事故に限り、250ミリ・シーベルトに引き上げられており、限度の中に収まっている。
このほか、農産物から規制値を超える放射線量が検出されたことについて「心よりおわび申し上げる。今後お客様から損害賠償などの申し出があれば、国とも相談しながらしっかり準備を進めていきたい」とも語った。
最終更新:3月19日(土)19時42分
スポンサーサイト
- 2011/03/19(土) 23:42:56|
- ブログ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0