マイケル・ジャクソンの思想

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

福島第一原発:楽観的な説明について

http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translation.pdf

上記の文献が出回っている。読んでみたら大切なことが書いてあった。日本語訳が時々わからないので、原文の重要なところを引用して訳しておく。

========================
The Zircaloy casing is the first containment. It separates the radioactive fuel from the rest of the world.

The core is then placed in the “pressure vessels”. That is the pressure cooker we talked about before. The pressure vessels is the second containment. This is one sturdy piece of a pot, designed to safely contain the core for temperatures several hundred °C. That covers the scenarios where cooling can be restored at some point.

The entire “hardware” of the nuclear reactor – the pressure vessel and all pipes, pumps, coolant (water) reserves, are then encased in the third containment. The third containment is a hermetically (air tight) sealed, very thick bubble of the strongest steel and concrete. The third containment is designed, built and tested for one single purpose: To contain, indefinitely, a complete core meltdown. For that purpose, a large and thick concrete basin is cast under the pressure vessel (the second containment), all inside the third containment. This is the so-called “core catcher”. If the core melts and the pressure vessel bursts (and eventually melts), it will catch the molten fuel and everything else. It is typically built in such a way that the nuclear fuel will be spread out, so it can cool down.

This third containment is then surrounded by the reactor building. The reactor building is an outer shell that is supposed to keep the weather out, but nothing in. (this is the part that was damaged in the explosion, but more to that later).

http://climatesanity.wordpress.com/2011/03/13/why-i-am-not-worried-about-japans-nuclear-reactors-from-mits-dr-josef-oehmen/
========================

========================
ジルコニウム合金の容器が第一の防護壁である。これが放射線燃料を外界から遮断する。

この炉心が次に「圧力容器」に入れられる。この圧力釜につては既に説明した。この圧力容器が第二の防護壁である。これは、実にガッチリとしたポットであり、何百度という温度でも炉心を安全に閉じ込められるよう設計されている。これがある状態で冷却が回復するというシナリオを保障する。

こうした原子炉の全ての「ハードウェア」、つまり圧力容器、全てのパイプ、ポンプ、冷却材槽(つまり水槽)は、更に第三の防護壁に収められる。第三の防護壁は、空気を通さないように密封された、最強の鉄とコンクリートで固められた、極めて硬い入れ物である。第三の防護壁は、唯一の目的のために設計され、テストされている。すなわち、完全な炉心のメルトダウンを、間違いなく閉じ込める、ということである。この目的のために、大きな、硬いコンクリートの盥が、圧力容器(第二の防護壁)の下に据えられている。全てはこの第三防護壁の内にある。これがいわゆる「炉心キャッチャー」である。もし炉心が溶けてしまい、圧力容器が破裂し(更には溶け)てしまっても、これが溶けた燃料およびその他のものを受ける。これは、例によって、核燃料が拡散して冷却しうるように作られている。

この第三の防護壁は更に、原子炉建屋で囲まれている。この原子炉建屋は、雨除のような意味で作られた外殻であり、中にはそれ以外、何もない。(これが爆発で破壊された部分である、しかし詳細は後述)。
========================

何を行っているかというと、核燃料は、

(1)ジルコニウム合金の入れ物
(2)圧力容器(いわゆる原子炉の本体)
(3)格納容器

の三重の防護壁によって外界と遮断されているが、最後の格納容器の底は、

(3-2)底がメルトダウンした炉心を受けて、平たくして、大人しくさせるための大きな盥「炉心キャッチャー」になっている

ということである。ということは、最悪の事態になっても、ここで事態は停止するはずである。

但し、この説明文ではプルトニウムの環境中への放出の持つ問題や、膨大な数の人々の低レベル被曝の問題が過小評価されているように私は感じる。
スポンサーサイト
  1. 2011/03/16(水) 15:13:35|
  2. ブログ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<福島第一原発:放射線の健康影響に関する線形しきい値なし仮説について | ホーム | 福島原発:枝野官房長官の勘違いの訂正>>

コメント

1 ■無題

お疲れさまです。原発事故に関する一連の記事を読ませていただいています。

ご紹介の文献も含め、楽観論から悲観論まで様々な情報が飛び交っており、何が何だかわけわかめという状態です。ひと通り読むだけで疲れ切ってしまった、というのが正直なところです。

私自身は被災者ではないのですが、ニュースを追っているだけで、かなり精神をやられてしまったと感じています。マイケルを聴いて癒されましょう。

安冨さんも、あまり根を詰めて精神を破壊されないよう、ご自愛ください。
  1. 2011/03/16(水) 19:25:21 |
  2. URL |
  3. sancho #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://anmintei.blog.fc2.com/tb.php/251-22ec3325
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事

最新コメント

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

yasutomiayumu

Author:yasutomiayumu
FC2ブログへようこそ!

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
その他
96位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
85位
アクセスランキングを見る>>

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。