6時~6時15分ごろ、第二号機で大きな衝撃音がしました。
2時間ほど前に、圧力容器を包む格納容器の下部にある、水蒸気を水に変えて冷やす「サプレッションプール(圧力抑制室)」の圧力が大気圧に下がりました。それは格納容器の一部が壊れた、ということです。
そのため、作業員が二号機から避難してしまいました。
核燃料の露出は2メートル(半分程度)で、上部はもう半日以上、冷やされていないことになります。
これは非常に重大な事態です。
第1、第3号機は、圧力容器にうまく水が入らないので、格納容器に水を張るという荒業でなんとか冷やしています。ところが、第2号機は、そこに欠損が生じたらしいので、この技も使えなくなった、ということです。
「放射線数値の急激な上昇を示していない」
「直ちに健康に影響はない」
というのは、
「放射線数値がかなり上昇している」
「長期的には健康に影響がある」
ということです。
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- 2011/03/15(火) 08:06:46|
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