知足者富也。
を、
足るを知る者がセレブである。
と訳してみた。
これがぴったりだと思ったが、「セレブ」が死語になる可能性を感じたので「富豪」と変更した。
33章
知人者智也。
自知者明也。
勝人者有力也。
自勝者強也。
知足者富也。
強行者有志也。
不失其所者久也。
死而不忘者寿也。
他人を知る者は、智慧者であるが、
自らを知る者は、それを凌ぐ明智である。
人に勝つ者は、有力者であるが、
自らを知る者は、それを凌ぐ明智である。
人に勝つ者は、有力者であるが、
自らに勝つ者は、それを凌ぐ強者である。
足るを知る者が富豪である。
不屈の意志があるなら、どんなことでも実行しうるが、
己のあるべき姿をどこまでも失わない者は、不朽である。
死んでも忘れられない者が、
本当の意味で長寿である。
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- 2017/05/24(水) 23:33:13|
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はじめまして。
佐久間と申します。
数日前に安富先生のIWJの動画を見まして、近年考えていることに対して腑に落ち思わずメールした次第です。
簡単に私のことをいいますと、20代はフリーライターとしてジャーナリズムの世界におりました。長野五輪開催に疑問を持ち取材したり、もんじゅのナトリウム事故の取材や、東京都市博に疑問を持ち取材しておりました。しかし、ジャーナリズムの世界に疑問を持ち、フェードアウトして季節労働者として十数年働きました。3年前に季節労働者時代に働いていた北海道のある漁協にスカウトされ、現在は漁協職員として働いております。
田舎では漁協へ就職するのは決して悪い選択ではなく、現在私は独身ですが食べてゆくぶんには安い給料でも問題ありません。しかし、私もいまの日本のシステムに疑問を持ち、なんとかしたいと思いささやかな活動はしております。難民支援や縁あってねりまこども食堂への支援、東北震災ボランティアなど。
しかし思うのです。
安富先生の話を聞き、この国はもう危ないなと。今年で48歳になりますがこれから老いてゆき、安心して持続可能性ある生活を望むように強く思ってきました。
そこで安富先生の話で最後のひと押しをしてもらい、安定したいまの職場と地域から離れようと考えました。いまの安定した立場を守るためには、組織に依存しなければならず立場を考えなければなりません。それはおかしいと思いますが、ささやかな抵抗だけでとても納得して働いておりません。しかしまだ漁協という半官半民みたいなぬるい組織に救われてもいると思います。それでも立派に生きようとすると、なかなか難しくもあります。
いま住む町はまったく意識の低いところで、ここで私があーだこーだいったり行動したところで如何ともし難い状況です。ならば転職し引っ越して少しでもマシな地域へゆき、年収は大幅に下がっても仕方ないと思いました。
まだ転職は決まっておりませんが、論語の革命思想は非常に考えさせられました。東大での講義は大変興味深く、何度も何度も見ました。私も石井紘基さんの活動に関心持っており、亡くなられたのは大変に残念に思います。石井紘基さんの果たせぬ思いが、安富先生を通じて伝えられていることに敬意を払う次第です。
長くなりましたが、お礼を述べたくてコメントを書きました。これからの活動も期待しております。
佐久間
- 2017/06/30(金) 20:48:41 |
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- 佐久間 英世 #-
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