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マイケル・ジャクソンの思想

東小雪『なかったことにしたくない 実父からの性虐待を受けた私の告白』

なかったことに

この本の著者は、

・性虐待のサバイバー
・元タカラジェンヌ
・レズビアンのカップルで、ディズニーランドで最初に結婚式を挙げた人

という方で、この本は、その3つの体験を描いている。最初の二つはおそろしいハラスメントの物語であり、最後がそこからの脱出の過程である。

性虐待に関する記述は、読者が衝撃を受けないように、できるだけ抑制的に書かれてある。しかしそれでも、起きている事実は衝撃的である。簡単にいえば、

・父親は、地元で広く知られ、尊敬されているナレーターであったが、
・その父親に、幼児期から風呂で性器を弄ばれ、
・小学校二年生から「挿入」され、
・中学校二年生で初潮が来るまで風呂場で強姦され続け、
・母親は、知ってて、知らないフリを続け、
・本人は解離を起こしてその記憶を忘却し続け、
・父親が死んでから、カウンセリングでようやく思い出し、
・母親にカウンセラーの前で告白したが、母親は、そんなのは妄想だと、今でも言っている。

ということである。

一方で、宝塚音楽学校のおそるべきハラスメントは、克明に描かれている。こんなアホな学校には絶対に入らないほうが良いし、こんなことをしている劇団が、何らかの芸術的創造性を生み出す可能性がないこともはっきりとわかる。宝塚が気持ち悪いのは、女が男の格好をしているからではなく、こういう暴力が支配しているからだったのだ。また、宝塚のファンは、この暴力の香りに酔いしれていたに違いない。こういう暴力集団を放置するのは問題であって、警察の体系的な捜査が必要である。

彼女がこの恐るべき地獄の連鎖から抜け出すことができたのは、ひとえに同性の恋人の支えのお陰である。宝塚時代から、そこを退団したあとにかけてを支えてくれた恋人と、ディズニーで結婚式を挙げた現在のパートナーの増原裕子さんとのつながりが描かれている。そのなかでカウンセラーと出会って、記憶を取り戻すことになる。

私は、こういう恐ろしい体験をしている人は、男女を問わず、

ゴマン

といるのだと思う。それを隠蔽しているから、世の中おかしくなるのである。誰もが彼女のように、その恐ろしい体験と出会うことを願う。

この本のなかに「父への手紙」という章がある。そのなかで彼女は次のように切実に問うている。

お父さん、どうか、答えてください。
どうして、子どもだった私を犯したのですか? どうして? ほんとうに、どうして?


この問題に、私なりの推測を書いておきたい。というのも、私が直接知っている性虐待を受けた女性のケースと、構造的に一致している部分があり、そこについては同じ様相が浮かぶからである。一致しているのは以下の点である。

(1)父親も、母親も、周囲から、立派な人だと思われていた。
(2)母親に、一度だけ訴えたが、無視された。
(3)大人になって、言語化したら、親は覚えがない、という。
(4)母親が、妄想だと言う。

ここから見えるのは、本書がタイトルとしているように「なかったこと」にしよう、という両親の強い意思である。これは、単に性虐待についてのみいえることではなく、彼らの生き方の根本を表現しているのであろう。彼らは、「立派な人」であるという体裁を維持することに全力を挙げており、そのためにはそれ以外の不都合なことのすべてを「なかったこと」にする、というのが彼らの生き方なのであろう。

とすると、父親が娘を犯す、という行為もまた、なにかを「なかったこと」にするために行われていた、と考えるのが、合理的だということになる。では一体、なにを「なかったこと」にしたかったのであろうか。それはおそらく、夫婦の間の性的関係の不調である。

どういう理由かはわからないが、両親はセックスできなくなっていたか、あるいは無理にやっても母親はちっとも楽しくないようになっていた、と仮定しよう。そうすると、父親は性欲を持て余す。彼らはこの問題を「なかったこと」にせざるを得なくなる。これを家の外に愛人をつくって「処理」すると、お金がかかる上に、「立派な人」だという体裁を維持するのが難しくなる。そうすると、自分の娘を愛人にするのが、安上がりな上に安全だ、という合理的で恐るべき解決策が浮上する。こうして両親の間に暗黙の了解が生じて、娘が父親に強姦され、母親が知らぬフリをする、という構造ができあがる。

著者の父親は、娘が初潮を迎える直前の中学1年生のときに、癌を発症し、十二年間苦しんで死んだ。彼女が中学二年生になって初潮を迎える頃に、母親が「もう父親と一緒にお風呂に入るな」といって、突然、性的虐待が終焉するのだが、これは娘が妊娠してしまうと、事態が面倒になるので、中止命令が出た、ということである。これは同時に、父親にとっては、ストレスのはけ口としていた娘との関係が強制的に絶たれることでもある。これによって彼は持って行きどころがなくなり、ストレスが嵩じて癌になった、と見ることも不可能ではない。

こうして利用された娘が、自分にも「なかったこと」戦略を当てはめると、解離を起こす。この状態で成長しても、当然ながら男性と楽しくセックスをするのは難しくなる。そのたびに父親の暴行の記憶が蘇って、「なかったこと」にできなくなるからである。となると、娘が女性を恋愛対象とするのは自然であり、また、女性ばかりいる集団に入るのも順当な行動である。もちろん、同性愛は動物にも普遍的に見られる当たり前の現象であって、原因を説明する必要などそもそもないのだが、この状況では、そうならない方が不自然でさえある。もしこの女性が男性を性行為の対象とすると、無意識の強烈な反応が起きて、大きな危険を背負うことになる。

そういうわけで、

・性虐待
・タカラジェンヌ
・レズビアン

という3つが「なかったこと」というテーマでまとめられているのは、非常に一貫している。

さて、ここでもし、この美しく成長した娘が、レズビアンとなってパートナーを見つけるというハッピーエンドに向かうことができず、「なかったこと」戦略を継続し、家の体裁を守るために、「正常な結婚」を強制された、と仮定してみよう。

何が起きるだろうか。家の継続や体裁のために無理やりセックスして子どもをつくり、娘が生まれたとしよう。早晩、この夫婦はセックスが不調になる。それでも体裁のために離婚したり愛人をつくったりとかしない、と仮定しよう。すると、「なかったこと」戦略がここでも採用されて、娘を父親の愛人にする、という解決策が浮かんでくるのではなかろうか。

そうするとその娘は・・・という具合に、「なかったこと」にするという戦略が採用されると、家庭内の性虐待が世代連鎖する、という可能性が考えられる。これは実に恐ろしいことである。

私は、現代日本は「なかったこと」にすることが「解決」だと考えられる社会なのではないか、とさえ思っている。各人が自分の「立場」を守るために「役」を果たすことに、また他人の「立場」を脅かさなぬように、汲々としている「立場主義社会」は、「『なかったこと』にする社会」でもある。

それを表現しているのが膨大な国債である。あれはさまざまのトラブルを「なかったこと」にして解決するために発行されているのではないだろうか。あるいは、福島第一原発事故についての対応を見れば、一貫して「なかったこと」にするために膨大な努力が払われているように私には感じられる。

この意味で本書は、単に「かわいそうな人の告白」ではない。また筆者が訴えているLGBTの開放は、単に「少数者の人権問題」ではない。これは、日本社会の根本的な問題の表象であり、この問題を直視することが、我々が抱えているさまざまの困難を乗り越える上で、決定的に重要なことだ、と思うのである。

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  1. 2014/07/05(土) 12:52:47|
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  4. | コメント:11
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コメント

「なかったことにする。」
日本の病理の根本を、上手く指摘していると思いました。

秘密を墓場まで持っていく、と言う生き方もそうですし、福島の原発事故もその精神ですよね。
日本がアメリカと戦争をしたことを知らないと言う人が、相当数いると言うことも、その表れでしょうか。
イラク戦争の反省検証をしていないのは、日本だけとか・・・・。

日本はなかったことにする病が、酷すぎますね。
  1. 2014/07/05(土) 21:53:33 |
  2. URL |
  3. あんこ #-
  4. [ 編集 ]

なかったことにする、見なかったことにする、水に流す、臭いものに蓋をする、日本語の表現がそういう言い回しが多いのはそれが日本人の気質なのかな、という気もします。
ところでご紹介いただいている本のタイトルが少し違っているのですが、これはリンク元のデータが違っているのでしょうか。
  1. 2014/07/06(日) 14:54:17 |
  2. URL |
  3. とんがりコーン #-
  4. [ 編集 ]

絶体絶命の経験

 私は、約50数年間、「無かったこと」にしていた出来事を、昨年に突然、思い出したことがあります。 
 昔、中学生時代に遠足で訪れた大阪府と奈良県を流れる大和川の近辺を、グーグル・アースで巡っていた折に、突然、全てが蘇りました。 
 年月日は忘れましたが、小学校の高学年時に、当時も今も大阪府柏原市内を流れる大和川にある、現JRの鉄橋近くにあるトンネル近辺の岩場(地名は「亀の瀬」)に一人で上ったことがあるのです。 春でしたが、月日が経ち経過は忘れたのですが、兎に角、何かの理由(冒険?)で其処へ行き、何気なく小道を外れて岩場へ向かって駆けて行き、飛び移りました。 飛び移った後で、自分の飛んだ空間を改めて観て、恐ろしくて身震いがしました。 
 自分が岩場めがけて飛んだ草叢は、小道と岩場を隔てる空隙になっていて、数メートル下の底を激流が流れていたからです。 岩場の反対側は、鉄橋で、その下は、大和川の奔流が流れていました。 その奔流を眺めている時に、鉄橋を渡る機関車が大きな汽笛を鳴らしたのを覚えています。
 私は、自分が絶体絶命になったのを悟りました。 助かるには、今しがた飛んだ空隙を、今度は、助走せずに飛び越える他は有りませんでした。 心臓が飛び出るほどに鼓動が聞こえるので、子供心にも、時間をかけて落ち着き、飛び越える場所を探しましたが、助走する空間は何処にもありませんでした。 子供心ながら、失敗すれば、転落し底部を流れる奔流に流されて空隙の端にある洞窟状になった穴に吸い込まれて死ぬことになる、と思われました。 父母に申し訳が無い、とも思いましたが、誰も通行人等は無い場所で助けを呼べるはずもありませんでした。 その時に、自分は此処で死ぬのかな、と覚悟したのです。 
 覚悟すると、不思議にも冷静になれました。 飛んで来たのだから、飛んだ場所へ、飛んで帰ることが出来る、と自分に言い聞かせたのです。 激しかった鼓動は無くなり、冷静になれました。そして、飛んだのです。 飛んで岩場の先にある小道に飛び移ることが出来ましたが、其処で、長い間、草をつかんで横になっていたのを覚えています。 
 この事件は、亡父母を始めとして誰にも言わず50年以上が経過しましたが、昨年思い出して、本年に妹に告げますと、妹は、何も云わずに声を上げて長い間泣きました。 
 東小雪氏が、今まで記憶を無くするように努めておられたのは、良く分かります。 私は、この経験を長年の間、「無かったこと」にしていたのです。 そして、そのおかげで、精神状態を普通に保ってこられたのです。 思い出してからは、苦しくなることが多いのです。 何度も、夜中に起きて泣きました。 第一、どうして助走無しで小道まで飛べたのかが分かりません。 本当は、自分は死んだのだろう、何故生きているのか、と真夜中に鏡を見ながら頬を叩いたりしたこともあります。 そして、思い返します。 死にかけたのだから、今更、何も怖いものは無い、と自分に言い聞かせるのです。 でも、夢を見るのは怖いです。 今でも、空隙の底を流れていた奔流を眼前に見ますから。
  1. 2014/07/06(日) 22:26:49 |
  2. URL |
  3. とら猫イーチ #mSWjQtqs
  4. [ 編集 ]

ツイッターから来ました。

私も性暴力被害を受けたサバイバーの一人です。
自分と重なることが多く、すごく的を得た内容で一瞬目の前がクラクラしてしまいました。

被害者はライフステージごとに悩み、嫌な記憶がよみがえり、なかったことにできません。

少しでも被害が減ることを切に願います。
  1. 2014/07/07(月) 20:13:04 |
  2. URL |
  3. エミ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

それは大変な苦悩を乗り越えてこられましたね。
「すごく的を得」ているのはどの点なのか、教えていただけるとありがたく存じます。

> ツイッターから来ました。
>
> 私も性暴力被害を受けたサバイバーの一人です。
> 自分と重なることが多く、すごく的を得た内容で一瞬目の前がクラクラしてしまいました。
>
> 被害者はライフステージごとに悩み、嫌な記憶がよみがえり、なかったことにできません。
>
> 少しでも被害が減ることを切に願います。
  1. 2014/07/07(月) 20:57:47 |
  2. URL |
  3. yasutomiayumu #-
  4. [ 編集 ]

タイトルと考察について

先生、本のタイトルは、
「なかったことにしたくなかった」
ではなく、
「なかったことにしたくない」
です。
決意の強さが違います。
著者も困っていらっしゃるのではないでしょうか。

性虐待の連鎖が親の生き方から正に読み解けるとは、全く考えてもみませんでした。
しかも、それが今の日本社会の病根だったとは。
先生、お見事です。
  1. 2014/07/08(火) 21:51:32 |
  2. URL |
  3. 浪漫 #sf6iYxag
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルと考察について

おりょりょ。修正しました。
コピペしたつもりだったのですが、なにをしたのやら。。。
  1. 2014/07/08(火) 21:57:32 |
  2. URL |
  3. yasutomiayumu #-
  4. [ 編集 ]

Re:タイトル

> なにをしたのやら。。。
って……。

「私のような物事の管理の一切できない人間」
(「『学歴エリート』は暴走する」P.155)
って。。。

自分で白状していますよ。(^_−)−☆
  1. 2014/07/12(土) 16:54:42 |
  2. URL |
  3. 浪漫 #sf6iYxag
  4. [ 編集 ]

勇気のある発言

>現代日本は「なかったこと」にすることが「解決」だと考えられる社会なのではないか

小雪さんのニュースを検索していて辿り着きましたが、私もこれを強く感じます
弱者の権利が蔑ろにされていても見て見ぬふりをしている傍観的な人が多いですよね
私はある件で所属していた組織と裁判になりましたが、良かったこと、悪かったことの双方が伴う結末でした

>膨大な国債
先生の足元にも及びませんが国際経済を大学院で学びました
組織の問題点を指摘して改善されるメリットは組織全体に還元されることが多くて本人にはあまり恩恵がない一方で、受ける不利益は声を上げた人に集中することが多いので
その場面で見ると経済的メリット<デメリットになるでしょう
日本も2,3世代前までは家族や地域単位での農業をベースにしたムラの経済で和を尊重していましたから声を上げる方がおかしいという雰囲気が残っている感じがします
同様に不自然に膨らんだ公的債務を見ても親類縁者や顧客に公的機関の関係者がいれば切り込みにくいですね
長期金利が上がって新たに国債を発行できなくなるだけで財政的にはアウトでしょうから、世の中が荒れれば問題に応じて 声を上げるメリット>デメリット にはなると思います
税や社会保障の負担、細かすぎる法令、人口減などが原因で何の事業をやっても儲からないような経済情勢になっているので風向きは変わってきています

暴走や魂の植民地化というお話も実体経済、特に市場の値動きを反映していて面白いと思いました
生産性向上の度合いが停滞してきていますし、経済がダイナミズムを取り戻すにはリスクをかぶる勇気が必要ですね
本来家庭と仕事は一体ですし、職場と家庭の顔が違ったり、二面性を持たせているような人はどんなに出世していても家庭問題で大きく躓くことがあります
小雪さんは家庭の問題について勇気を持って発言されたわけですし、社会経済など他の分野でも声を上げる人が増えて欲しいと思います
植民地での生活は気分的にストレスがたまるし、科学的にもストレスホルモンのコルチゾールが放出されるとリンパ球の活力が落ちて免疫力が落ちるらしいです
  1. 2014/08/05(火) 23:44:57 |
  2. URL |
  3. 文化と経済 #cbKc229A
  4. [ 編集 ]

恐ろしい目に会うことを望む

かなり引きました
なにも見えていないとしか思えません
  1. 2014/08/09(土) 01:10:43 |
  2. URL |
  3. 名乗らない嫌な奴 #-
  4. [ 編集 ]

なんか短絡的ですね。
特に負の連鎖って言いますけど父親が娘を愛人にするなんて
父親の頭がキチガイですから一般の人間に当てはめられません。
そうなる前にキチガイの素質は有るはずですから妻のせいだけではないですよ。
普通の人間は妻に相手にされなくても娘に手を出しません。
その親の元も持ってる遺伝的要因や育った環境が子供を苦しめる事
それが負の連鎖ではないですか?
それには色々な原因が有ってその中の一つが妻に相手にされなくなった
旦那が娘を愛人にしてしまう事も有るって事ですよね。
どちらにしろ親がなかったことにする精神を持っている場合は
子供は自分自身が死ぬまで苦しみますよ。
もしかして本当は自分が妄想しているだけ?記憶違い?とか本気で思いますから。
姉妹兄弟がいれば大人になってから事実確認作業もできますけどね。。。
あそれでも認めない親も普通に沢山いますし
そういう親は本気で自分自身も無かったと思い込んでいる場合もあります。
この東さんの母親だって東さんと同じく記憶を消しただけかもしれません…
結局すべて運が悪かった今世は諦めるしかないってなる事ばかりです。
この東さんも母親とは結局死ぬまで分かり合うことは無いでしょうから諦めですよね。
その中で気持ちを切り替えて他で楽な生き方をするしかないんですよ。
東さんがレズビアンになったように方法は色々有るでしょうけど。
  1. 2015/05/26(火) 01:35:23 |
  2. URL |
  3. とも #klpnRztw
  4. [ 編集 ]

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