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マイケル・ジャクソンの思想

【12.08 渋谷ラストワルツ 安冨歩&GOLZ】

ロック・コンサートをすることになった!!!
もちろん、平智之トンチ博士が駆けつけてくれて、トークショーも!!

歌いながら、歌を解説しつつ、世界を語ります。
そしてギンギンの衣装を用意しつつあるので、お楽しみに。

wp.me/p2bDq0-aW

曲目が すごいぞ。

・ジュリーの反タガメ女ソング「麗人」
・アニメ「デビルマン」の主題歌
・伝説のバンドじゃがたらの名曲「もうがまんできない」
・安冨作品「同じ道」
・安冨新作「星の王子さま」「インビクタス」

そもそも6曲もシャウトして、喉はだいじょうぶなのか?!
最初で最後の挑戦になるかもしれない。。。。

それに、本当に新作を二曲も歌えるのかどうか。。。。
まぁ、プロの集まるハイレベルのロックバンドだからなんとかしてくれるだろう。

これを聞き逃したら、一生後悔するぜ!!

新作の1つ目は、安冨歩『誰が星の王子さまを殺したのか〜モラル・ハラスメントの罠〜』(明石書店)の内容を表現する。

新作の2つ目は、ネルソン・マンデラが獄中で愛読したとされる William Ernest Henley の詩をもとにして、作詞作曲したものだ。

両方共、歌詞を下に公開する。
Invictus の方は、元の詩と、私の訳詩も公開した。


==============================
星の王子さま
作詞・作曲 安冨歩
編曲    片岡祐介


王子は死んだ ヘビに噛ませて死んだ
王子は消えた 砂に倒れて消えた

バラの種が ある日彼の
星に飛んで やってきた
バラの香り 酔いしれつつ
バラの棘に いたぶられて

咳き込みつつ バラは言った
悪いのはあなた いつもあなた
王子はある日 夕日を見た
よんじゅうよん回も 夕日を見た


王子は聞いた キツネの嘘を聞いた
王子は死んだ 罪悪感で死んだ

キツネは言った 飼いならすは
きずなをむすぶ そういう意味
王子は言った  バラが彼を
飼いならした  私の星で

たいせつなこと 眼には見えない
ほんとは王子が 飼いならした
キツネは言った 飼いならしたら
永遠に 責任がある


王子は行った 飛行士を残し行った
王子は消えた  星の砂漠で消えた

さばくにおちた 飛行士は
ひつじ描いてと 言われて起きた
王子の姿 美しく
王子の話 物悲しく

ふるえながら 王子は言った
悪いのは私  いつも私
王子はその夜 飛行士を残し
バラの元へと 砂に消えた

王子は死んだ ヘビに噛ませて死んだ
王子は消えた 砂に倒れて消えた
==============================


Invictus

征服されざる者

原作
William Ernest Henley. 1849-1903
訳詞 安冨歩
作曲 安冨歩

1)
闇夜を抜けて
神々に感謝する
征服されざる
我が魂のゆえ

運命の棍棒に
頭(こうべ)を打たれても
私はひるまない
叫びもしない

我が運命の 私が長であり、
我が魂の  私が主である。


2)
怒りと悲しみの
この地を越えて
怖れることなき
我が魂を知れ

あの門がいかに
狭かろうとも
私は構わない
劫罰さえも

我が運命の 私が長であり、
我が魂の  私が主である。



William Ernest Henley. 1849-1903

Invictus
征服されざる者

Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.

北極と南極とを貫く竪穴のように暗い、
私を覆う闇夜を抜けて、
如何なる神々にであれ、私は感謝する。
征服されざる我が魂のゆえに。

In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.

獰猛なる苦境の魔手なかで、
私はひるまず、叫び声も挙げない。
運命の棍棒の下で、
我が頭は血まみれになろうとも、屈しはしない。

Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.

この憤怒と悲嘆の地を越えて、
ただ亡霊の恐怖が現れる。
永年にわたる脅迫でさえ、
私が恐れぬことを見出し、見出すはずだ。

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.

あの門が如何に狭かろうと、
如何なる劫罰が用意されようと構いはしない。
私が、我が運命の主であり、
私が、我が魂の長である。

=====================================

【安冨歩 トーク&ミュージックスペシャルライヴ】

女装の東大教授と巷で話題騒然の 安冨歩(やすとみあゆむ)博士が、渋谷のライヴハウスに登場。近著「誰が星の王子さまを殺したのか」への思い、「女装」に対する思いを語ります。また、2014年を振り返り、2015年が果たしてどんな年になるか、前衆議院議員の平智之氏とともに議論してもらいます。さらに、ボーカル安冨歩として、ロックバンドGOLZとともに、魂のロックライブに挑戦します! 

【日時】 12月8日(月)19:00開場 19:30開演

【会場】 渋谷 Last Waltz by Shiosai 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F

【チケット】 全席自由 ご予約 /当日 ¥2,500(税込み ドリンク別)

【出演】

安冨 歩 (東京大学東洋文化研究所教授/京都大学経済学部卒/経済学博士)

主な著書:「ドラッカーと論語」(東洋経済新報社)「誰が星の王子さまを殺したのか」(明石書店)他 多数

テレビ出演:フジテレビ アウトデラックス

【ゲスト】

平 智之 (前衆議院議員/京都大学工学部物理工学科卒)

主な著書:「禁原発と成長戦略」(明石書店)「なぜ少数派に政治が動かされるのか?」(ディスカバー21)

テレビ出演:モーレツ!科学教室

【演奏】

GOLZ 

基地の街、東京福生を活動の拠点とするロックバンド

安冨歩の曲のバンドアレンジを担当。

今回は、オリジナルメンバーに加え、毛利良平、大久保博志とともに演奏する。

【予約】

ご予約の際は  1.ご希望公演日時 2.お名前&フリガナ 3.人数 4.お電話番号を明記の上、 lastwaltz@shiosai.com までメールを送信下さい。折り返しこちらから確認のメールを送信致します。

【主催・企画】 澤田健一 http://ken1sawada.com

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  1. 2014/11/11(火) 00:09:56|
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ゆるキャラと象徴天皇制

20141109k0000m040034000p_size8.jpg
http://mainichi.jp/select/news/20141109k0000m040029000c.html


昨日、牧野植物園に行った。すばらしい植物園だった。
しかし、驚いたことに、ゆるキャラの菊人形というのをやっていた。
そりゃ変だな〜と思ってパスしようとしたが、なにか厳かな雰囲気が漂っていた。
この日は、ミクロネシアの大統領が植物園を訪問されていたそうなので、大統領がおられるのかと思って入って行ったら、中にいたのは、しんじょうくんという高知県須崎市のゆるキャラだった。
その雰囲気に私は、

「大統領がいるみたいだ!」

と思った。いや正確には、

「王様がいるみたいだ!」

と思ったのだ。そしてその瞬間に、なぜ日本各地の自治体がゆるキャラに熱狂しているのか、その理由が理解できた。

日本人は、殿様が好きなのだ。殿様がいないと寂しいのだ。市長とか知事とかは、ぜんぜん好きになれないオヤジばっかりだし、コロコロ変わるので、まったく親しみがわかない。

実際、元殿様が知事をやっているケースも多い。秋田県に講演に行った時に、藩主佐竹家の話を聞いて、「佐竹さん、今なにやっているんですか?」と聞いたら「知事やってます」とのお答えであった。「すげ〜、なんもかわってないですね〜」と感心してしまったが、やはり殿様が居てくれたほうが、安心するのである。

しかしほとんどの自治体では殿様は首長をやってくれない。
仕方ないので、その空隙を、ゆるキャラで埋めているのだ。

私でも知っているゆるキャラといえば、ひこにゃん、で元祖ゆるキャラみたいなものだと思うが、これは明らかに武将であるから、殿様の代わりだといって良いであろう。

http://hikone-hikonyan.jp


すなわち、日本の首長が満たし得ていない機能、つまり各自治体の精神的な統合の不変の象徴という役割を、ゆるキャラが果たしているのである。

そう考えて私は、随分とスッキリしたのであった。

そして更に、それが日本国憲法体制の象徴天皇と機能が一致している、という驚くべき事実に気づいた。

天皇は、日本国のゆるキャラだったのだ。。。

思いもしなかったことであったが、そう思うと、非常にスッキリしたのである。
それは日本国憲法体制にかぎらず、日本の長年の伝統だと言っても良いであろう。
だからこそ権力者はコロコロ入れ替わっても、万世一系の帝を頂く、ということが可能になったのである。

そして同時に、ゆるキャラの機能を、天皇陛下をはじめとする皇室の皆さまという、生身の人間に背負わせている、という事実にも、私は直面せざるをえなかった。それはどれほど大変なことであろうか。いっそのこと、ホントにゆるキャラにしてしまえば、そんな重い責務から人間を解放できるのであろうが。。。


追記:
【日本国憲法 第一条  天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて…】
天皇が「国」と「統合」の象徴というのは変だと思っていた。
「天皇は、日本国のゆるキャラであり日本国民統合の象徴であつて」と解釈すれば矛盾なく理解できる。




  1. 2014/11/09(日) 11:10:26|
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