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マイケル・ジャクソンの思想

【緊急企画】経済学者・安冨歩と観る藤浩志作品「藤浩志のどこが凄いのか? ~かえっこ v.s. 東大話法~」

以下の企画をやります。

http://artsfield.jp/lecture/000244.html

上のアドレスで申し込んでください。あと20名だそうです。

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(講義)【緊急企画】経済学者・安冨歩と観る藤浩志作品「藤浩志のどこが凄いのか? ~かえっこ v.s. 東大話法~」
2012年08月04日(土)16:00-17:30 (受講料:特別設定/1,000円)

現在開催中の『藤浩志の美術展』に関連する緊急企画として、安冨歩氏(東京大東洋文化研究所准教授)による「藤浩志のどこが凄いのか? ~かえっこ v.s. 東大話法~」を開講します!

「経済学者・安冨歩氏」による、アーティスト・藤浩志氏についてのお話です。

藤浩志氏と安冨歩氏は、2008年当時にA.I.T.が企画した「環境・術」というトークショーの共演をきっかけに交流がはじまりました。
当時に話をされた安冨氏の印象について、藤氏はこちらReport 藤浩志企画制作室のブログに書き留めています。

歴史的な藤浩志氏の大規模な展覧会を目の前に、鋭い洞察力を持つ経済学者による、「たぐいまれなアート・藤浩志作品」について語られる必聴の講座です。

〜安冨氏からのメッセージ〜

私は現代芸術が好きではありません。どうも作為的で、落とし所を狙っているような感じがするのです。前衛芸術を称しながら、美術館の壁を狙ってジャンプしているような、あるいは逆に、美術館の壁なんか、狙ってませんよ、と結局は自己満足を目指すというような。学者が東大話法を駆使して、学術論文と称するものを業界受けを狙って、あるいは自己満足のために発表するのと、良く似た感じでもあります。そういうのは、もう結構です。

藤浩志が凄いのは、そういう感じが一切、しないところです。彼の作品は「わらしべ長者」のように、老松のぬいぐるみや、鴨川の中の鯉のぼり、ゴジラとハニワの結婚式といった学生時代の作品から始まって、彼自身の人生の転がり具合のなかで、人々との交歓=交換を繰り返し、かえっこしながら、どんどん膨らんでいく感じがします。その行き当たりばったりの、波乗りファンタジーの生み出した、お伽話としての作品の数々を、皆さんと楽しんでみたいと思います。
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  1. 2012/08/02(木) 09:47:54|
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