文京区だったか、文京区周辺だったか、東京全体だったか忘れたのだが、東京大学はそのなかで一番たくさんの電気を使っている事業体だという話である。誰が使っているかというと、おそらくはやはり理系の実験や病院だろう。
私は理系の研究も一時期やっていたので知っているのだが、理系の研究という奴は、国際学会の投稿期限中心で動いている。学会などの論文要旨投稿期限までに実験を済ませて結果を出し、論文の要旨を書いて投稿しないといけない。今年はどの国際学会に行くかを決めてそれ用の論文を何ヶ月も前に仕込んでいくのである。
しかし理系の実験というやつは手間が掛かる。時間が掛かる。カネがかかる。電気がかかる。しかも、やったからといって結果が出るとは限らない。なので、何通りもやらないといけない。学会の期限のことを考えると、並行していくつもの実験やシミュレーションをやって、馬車馬のように働くことになる。
しかしこういう生活をしているとやがて、「効率的」にやりたくなってくる。それはつまり、結果が出ているか出ていないかハッキリしない場合には、「出ている」ことにしたくなるのである。したくなるだけではなくて、多くの研究者が出たことにして報告している。皆やっているし、バレていないのかバレているけど黙認されているのかわからないけれど、そういういい加減な報告が論文として公表されて、それでうまく就職する人がたくさんいる。そういう前例を見ているから、最初は「ええっ!」と思った若い研究者も、罪悪感がどんどん薄れていって、そのうちフツーのことに思えてくる。
こういう、全く意味のないことのために、国民の税金が大量に使われていることを知るべきである。そして、彼らは、人件費ばかりではなく、膨大な電気も使っている。下の記事で、
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物理学者の有馬朗人・元文相は「研究はエネルギーを浪費しているように見えるが、何年か後に出てくる成果がある。それに投資しておかないと将来に響く。節電を求められることはやむを得ないが加速器研究など電気がなければ一歩も前に進まない分野には電力を融通する判断も必要では」という。
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と言っているが、私は、大半の研究はエネルギーを単に浪費している、と信じている。それは、結果として重要な成果が出なかったという意味ではない。そういうチャレンジは「浪費」ではない。最初から、本質的な結果なんか出るはずのない、けれど国際学会で審査を通過して発表するための「ソコソコの結果」を目指し、最後は辻褄を合わせてくるだけの研究が「浪費」だというのである。残念ながら、現代の研究の大半がこういう無駄な「研究」と称する作業で占められている。
こんな下らない作業を、「研究」だと自らに言い聞かせ、国民の税金を浪費して人生をすりつぶしてしまうのは、実に愚かなことである。馬車馬のように追いまくられている彼らは、急速に老けていって人相が悪くなる。若々しく生気とアイディアに満ちた魅力的な研究者が、あっという間に、老けて生気のなく人事か研究費の噂話しかしない最低の研究者へと変貌するのを私は何度も目撃した。
こういう愚かな過程を止めて、理系の研究者に自分の人生の真の意味に気づいていただき、創造的な研究に立ち戻ってもらうには、電気の使用を強制的にやめさせるのが良い。
理系の研究でも大切なことは世界観の転換なのである。そういう転換は、馬車馬のように論文を捏造している研究者には絶対にできない。静かに坐禅したり、古典に接し、仲間と熱く議論しなければ、絶対にできないのである。そういうことと並行してわずかの実験を、自らの世界観を転換させるために、集中的にやるべきである。
そのためには、節電が一番よい。そうすれば、画期的な研究がザクザク生まれてくることだろう。東北各地の大学では、地震の影響で、多くの大切な試料を失ったと聴く。それはきっと、とても良い効果を長期的には及ぼすことであろう。これらの大学の躍進に私は本気で期待している。
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東日本大震災:先端研究にも電力不足の影
「遺伝子改変豚の飼育、研究には、一定の環境に保たれた飼育施設が不可欠だ」と話す長嶋比呂志・明治大教授=永山悦子撮影
東日本大震災による夏の電力不足への懸念が、先端研究に影を落としている。臓器や組織の作成を目指す再生医学や、大型加速器で宇宙誕生の謎に迫る素粒子物理学など、ノーベル賞級の成果が期待される分野の研究には電力が不可欠だ。7月1日には使用制限や節電要請が始まる。関係者には「先端研究への投資が無駄になる恐れがある」との不安が広がる。【永山悦子、安味伸一、野田武】
◇実験用豚…暑さは致命的
茨城県内の農場の一角にある、実験動物専用の豚舎。約50頭の豚が飼育され、大人の豚の多くは妊娠中だ。生まれた豚には遺伝子組み換えなどが施され、難病治療や再生医療の実験に使われる。
「この豚が産む子は膵臓(すいぞう)を持っていません。ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って将来、豚の体内でヒトの膵臓を作り出す研究に欠かせない」。長嶋比呂志・明治大教授(発生工学)が約3年半の研究の末、妊娠に成功した豚の出産は9月の予定だ。
これらの豚は、厳重に管理された環境で飼育される。窓を閉めて室温を20度前後に保ち、飲み水も機械で自動的に補給する。東日本大震災で停電・断水に見舞われた際には、飼育室をガスヒーターで暖め、水は井戸からくみ上げて運んだ。
豚は暑さに弱い。気温が30度を超えるとエサを食べなくなり、出産しにくくなったり授乳をやめる。飼育環境の変化は実験データの信頼性にもかかわる。
長嶋教授は「生き物相手だけに節電は難しい。猛暑の日中に突然停電すれば、死ぬ恐れもある。この分野の研究には、国から多くの資金が投入されており、電力不足で実験が止まることは避けたい」と話す。電力不足に備えて発注した自家発電機が届くのは10月以降という。
◇加速器運転…縮小の危機
東京電力管内では、政府が7月1日~9月22日の平日、大口需要者に最大消費電力を昨夏のピーク比で一律15%削減するよう求め、上限を超えた場合は罰金を科す。一般事業者や家庭にも節電を要請する。人命や流通に直結する事業者には制限緩和などの措置があるが、一般の研究機関は原則対象外。経済産業省関東経済産業局によると、個別の事情による制限緩和も「ハードルはかなり高い」という。
茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、素粒子を光速近くまで加速して衝突させる加速器実験の世界的な拠点だ。ノーベル物理学賞受賞(08年)に貢献した円形加速器「Bファクトリー」(昨年夏から大規模改修中)や、探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子分析に使われた「フォトンファクトリー」などがあり、膨大な電力を使う。昨年度の使用電力は一般家庭約9万戸分、電気代は31億円に上った。
震災後、東電と交わした11年度の契約電力は、前年度比約10%減の2万4360キロワット。さらに「15%削減」を受け、昨夏のピークより15%少ない「2万キロワット」を上限と定めた。
節電には加速器実験を縮小するしかないが、KEKで働く国内外の研究者約3000人の業績に響く。このため、同様の加速器を持つ米国、フランス、中国などの17研究機関で実験が続けられるようにした。「大電力を使ってきた研究機関として、被災地を含めた全国的な抑制に協力しなければ」と神谷幸秀理事。電力使用が1・8万キロワットを超えそうになると「警報」を全館放送で流す。自身は夜も研究室の照明を消し、パソコン画面の明かりだけで作業している。
加速器同様、大量の電気を使うスーパーコンピューターも、東日本の研究者が西日本にあるスパコンの利用権を取得する動きが出始めている。
◇一律節電に疑問の声も
物理学者の有馬朗人・元文相は「研究はエネルギーを浪費しているように見えるが、何年か後に出てくる成果がある。それに投資しておかないと将来に響く。節電を求められることはやむを得ないが加速器研究など電気がなければ一歩も前に進まない分野には電力を融通する判断も必要では」という。
先端研究に必要な電力に関するデータがないことから、東京財団の※島(ぬでしま、※は木へんに勝)次郎研究員(科学政策論)は、医学分野の研究機関がどれほどの電力を使っているか調査を始めた。「社会的な営みと比べ、先端研究にどれだけの電力が必要かデータで示し、どの程度の節電努力を研究者に求めるべきかを議論すべきだ。客観的な根拠なしに、一律に研究にも節電目標を課すのは不当。逆に『研究は大事』というだけで反対するのも説得力がない」と話す.
毎日新聞 2011年6月26日 21時42分(最終更新 6月26日 23時50分)
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2011/06/27(月) 20:52:17 |
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http://ishtarist.blogspot.com/2011/06/20113203.html 公開されたデータから、3月20日に重大な事故が起きていたことを示すブログ記事が出されている。読んでみたが、再臨界が関与しているかどうかは別にして、極めて深刻な放射能の漏洩がこのときにあり、それで関東地方が著しく汚染された、ということはほぼ確実だと私は感じた。
私のブログを見ると、21日に三号機から出た灰色の煙を心配している。
http://ameblo.jp/anmintei/entry-10837104063.html この煙こそが悪魔の煙だったのである。これを隠蔽したとすれば、政府と東電とは犯罪を犯したと言わざるをえない。
2011/06/27(月) 00:03:10 |
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前原前外相が、外相時代の愚かな言動を上回る、下記のような極めて愚かな発言をした。
原発震災を警告しつづけた石橋克彦神戸大学名誉教授は次のように指摘しておられた。
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現代日本における原子力は、国策として莫大な人と金と組織が注ぎ込まれ、大多数の国民にとって絶対的な善である点において、敗戦前の帝国軍隊に似ている。その状況で、柏崎狩羽原発の地震被災は、大自然から発せられたポツダム宣言にも擬せられる。これを無視すれば、ヒロシマ・ナガサキに次ぐ第三の大量被爆である原発震災が近づくかもしれない。いっぽう、電力会社・政府・御用学者が大自然を客観的・真摯に見ようとせず、既定路線に固執して詭弁を弄し、マスメディアが無批判に「大本営発表」を報道し、芸能人が宣伝に動員され、国民のほとんどが原発は必要で安全と信じている現状は、アジア太平洋戦争中の狂気の日本に酷似している。
2008年11月の科学技術社会論学会年次大会のワークショップ「柏崎刈羽原子力発電所地震災害の政策的意味」より
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原発主義はまさしく、ファシズムなのである。ファシスト前原からすれば、国民の声を真摯に受け止める政治は、ポピュリズムに見えるわけである。実に愚かな考えである。
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民主党:首相の「脱原発」は大衆迎合…前原氏がけん制
2011年6月26日 19時16分 更新:6月26日 20時17分 毎日新聞
前原誠司前外相=藤井太郎撮影
民主党の前原誠司前外相は26日、神戸市内で講演し、中部電力に対する浜岡原発停止要請などを引き合いに菅直人首相の「脱原発」に向けた動きをけん制した。「ポピュリズム(大衆迎合)政治をしてはいけない。一時的な国民受けをあてにするのは絶対に慎まなければならない」と述べた。
その上で「急に『脱原発』となれば電気料金は跳ね上がり、極端な節電が必要になる。日本でものづくりはできなくなり、働く場所もなくなる」とも強調した。
東日本大震災の復興財源として消費税率の引き上げ案については「デフレを脱却し、安定した経済成長に移るまでは増税すべきでない」と指摘。首相に早期退陣を重ねて要求した。
2011/06/26(日) 22:13:30 |
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関西広域連合が原子力安全協定の締結を要求した。事故の影響が及ぶ範囲なのだから、「地元」扱いの要求は当然であろうから、断るのは難しいだろう。関西広域連合のように大型の府県を複数「地元」として抱えるのは、電気会社にとっては冷や汗モノだろう。
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関西広域連合、原発協定申し入れへ 電力事業者に
2011年6月25日22時24分 朝日新聞
2府5県でつくる関西広域連合は25日、関西電力など電力事業者に「原子力安全協定」を締結するよう、来月にも申し入れることを決めた。西日本で原発事故が起きれば、近畿圏も広範囲で被害を受けるおそれがあることを踏まえ、各府県の知事は、広域連合として原発の安全対策や情報入手に一定の影響力をもつべきだとの考えで一致した。
原子力安全協定は、福井県など立地自治体が原発再起動の可否を決めたり、電力会社側から安全情報を得たりする根拠となっている。一方、立地自治体以外の府県などが協定を結ぶケースは少なく、被害や影響が東日本全域に広がった福島の事故以降、各地の隣接自治体から不満の声が相次いでいた。
福井県に隣接する京都府の山田啓二知事は22日、関電に対し協定締結を要請。島根原発に近い鳥取県も5月末、中国電力に対し県や近隣自治体と協定を結ぶよう申し入れている。
2011/06/25(土) 22:46:43 |
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敦賀市といえば、市長が橋本知事に公開質問状を送っていて、その知事の顔がすごく怖かったりしたので、原発推進一色かと思っていた。そしたら、下記のように、市議会でもエネルギー政策の転換を求める決議が出た。今大地市議が、
「修正されたとはいえ意見書が通ったことに正直、驚いた。福島原発の事故で市民の感覚も変わり始めている。」
と言っているように、お膝元は本当に壊滅することが明らかになったので、さすがに意識が変わっている。実際には日本中がお膝元なのであるから、この認識が広がることがなにより大切であろう。怖がらないようにしている神経の切れた人々が沢山いるのが怖い。そういう人々の神経をつなぐには、どうすべきかを考えたい。
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敦賀市議会が「原発偏重脱却」
委員会意見書可決 エネルギー転換明記
意見書の本会議提出に賛成して挙手する市議会原子力発電所特別委員会の全委員(敦賀市役所で)
敦賀市議会原子力発電所特別委員会は24日、国にエネルギー政策の見直しなどを求める意見書を全会一致で決定した。当初の原案には、原発推進派の注文で文言修正が相次いだが、「再生可能エネルギーに転換を図る」などと明記。同委は「脱原発の要求ではないが、これまでは原発に偏り過ぎだった」としている。30日の本会議で可決される見通し。(藤戸健志)
意見書は4項目で、▽将来的にエネルギー政策を見直し、再生可能エネルギーに転換を図る▽原発の安全確保を図るため経済産業省から原子力安全・保安院を分離・独立させて権限を強化する▽原発周辺の避難道路の早急な整備――など。
原案を提出したのは、福島原発の事故を受け、4月の市議選で初めて脱原発を前面に訴えた今大地晴美市議(無所属)。「敦賀半島の原発から半径20キロ圏内に市全域が入る。多くの市民が不安に感じている」と意見書提出の意義を訴えた。 最も議論が白熱したのが1項目の「期限を定めてエネルギー政策を見直し、再生可能エネルギーに転換する」。「風力発電などで原発の代替はできない」などの反対意見が相次ぎ、「期限を定めて」が「将来的に」へとトーンダウンした。
原案の表題「エネルギー政策の見直しを求める意見書」にも反対意見が続出。傍聴席の市議から「市議会は日本原子力発電敦賀原発3、4号機の増設を認めないと受け止められる」といった場外発言を機に、賛同者が「(政策の見直しを)求める」の削除を要求。「エネルギー政策の見直し等についての意見書」への修正で何とか合意した。
終了後、今大地市議は、「修正されたとはいえ意見書が通ったことに正直、驚いた。福島原発の事故で市民の感覚も変わり始めている。原発の立地地域が意見書を出すことに意味がある」と話した。
(2011年6月25日 読売新聞)
2011/06/25(土) 09:34:09 |
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こんなに姑息な説明会をやるとは。。。。
本当にすごい。
ここまで卑怯なことができるとは、開いた口が塞がらない。
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原発説明会、国が参加者を選定 閉鎖性色濃く
2011年6月23日 21時09分
定期検査で停止中の九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)をめぐり、経済産業省資源エネルギー庁は23日、運転再開に理解を求めるため政府が佐賀県民向けに開く説明会の概要を発表した。会合はケーブルテレビなどで中継するが、参加者は国が選定した数人に限定、会場は非公表で報道陣の現場取材も認めない方針。広く県民の声を聞くはずの説明会の閉鎖性に、疑問の声が上がりそうだ。
同庁などによると、参加県民は地元広告代理店が「偏りなく」候補者を15人ほどリストアップし、国がその中から7人程度選ぶという。国がふさわしくないと判断した候補者が除外され、恣意的に議論が進められる可能性は否定できない。
同庁は「大勢の方を呼ぶと、会場まで多額の交通費を国が負担するのかという問題もある。今回はこの方法が最も効果的と考えた」としている。
説明会は26日午前10時から。一般県民に学識経験者を交え、同庁と経産省原子力安全・保安院が説明、質疑を行う。県内ケーブルテレビと動画中継サイト「ユーストリーム」で中継する。
(共同)
2011/06/24(金) 09:15:23 |
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福井原発群は若狭湾にあるが、実は福井市からは結構離れている。風向きなどを考えると、滋賀県や京都府のほうが、直接の被害を受けやすいのである。京都府がそういう協定を結ぶなら、より近い滋賀県もまたそうするように要望するだろう。
もともと、原発の稼働に地元の意向は関係ないそうで、電力会社が動かすといって、原子力危険・隠蔽院がOKを出せばそれで動かしていいらしいのである。しかし、地元の意向も無視する訳ない行かないということで、こういう協定が結ばれている。とはいえ、佐藤栄佐久の『知事抹殺』を読めば、地元のこういう権限を、原子力村が如何に蔑ろにしているか、また、それに抵抗する者を如何に攻撃するかがよくわかる。こういう傲慢の背後には、原子力安全欺瞞言語がある。「安全なんだから文句言うな」というわけである。
しかし、福島原発事故でさすがにそうは言えなくなった。その上、今回の事故で、お膝元の県ばかりか周辺まで深刻な影響を受けることが明らかになった。正確に言うと、もともと明らかなのだが、明らかでないフリをしていたのだが、そうはいかないことが明らかになった。
京都府知事は、どちらかというと関西広域連合の中では推進派であって、橋元大阪府知事や嘉田滋賀県知事を牽制している。この協定もおそらくは、そういう牽制球の一種であって、「ちゃんと協定結んだのから、反対しなくて大丈夫」という理由付けにしたいのであろう。
しかし、おそらく、そうはいかないだろう。第一に、関西電力は、福井県との折衝だけでも大変で、その上、京都まで対応しないといけなくなることには、激しく抵抗するだろう。第二に、もし京都府が協定を結べば、滋賀県も同様の地位を当然に要求するだろうし、そうなると、岐阜県とかも関係することになる。全ての府県が合意しないと原発を再稼働できないとなると、事実上、対応は不可能となる。
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京都府、関電に安全協定求める 原発再稼動に関与望む
2011年6月22日 朝日新聞
全国最多の原発15基(1基は解体中)を抱える福井県に隣接する京都府は、関西電力に対し、同社と福井県が結んでいるのと同じレベルの原子力安全協定を府側とも結ぶよう求める要望書を出した。稼働にあたって府側の意向を尊重させるねらいがあるとみられる。
福井県内では、原発が立地する敦賀市や美浜町、おおい町、高浜町が県と連名で、各原発を運営する関西電力などの電力事業者と原子力安全協定を結んでいる。トラブル発生時に原発の停止を求める権限や、再稼働時に自治体の了解を得ることが定められている。
京都府の要望書は今月17日付。山田啓二知事と府内の市町村長の連名で提出した。要望書は「立地自治体に準ずるような協定が締結できるよう取り計らうこと」を求めている。
2011/06/22(水) 14:09:11 |
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朝日新聞に以下の記事が出た。
> 東大広報課は、「当初は一般からの問い合わせに答えるため端的な記述が求められていると
> 判断したが、双方向のやりとりがないウェブサイトでは、
> リスク情報を発信する難しさを感じた」と話している。
と言うが、笑止千万である。これもまた東大話法である。
「当初は一般からの問い合わせに答えるため端的な記述が求められていると判断した」
というのが何のことか全くわからない。第一に「端的な記述」とは何を意味しているのかわからない。彼らがやったことは、根拠なく断言することであって、端的な記述ではない。第二に、なぜ「一般」からの問い合わせに応えるのに「端的な記述」が必要なのか、全くわからない。第三に、「求められている」と他人のせいにしている。第四に「双方向のやりとりのないウェブサイト」のせいにしているが、我々が提案した代替案では、何らそういう困難は生じていない。
【東大話法規則】
(1)自分のやったことを、どこまでも正当化する。
(2)誤りを認めずに、状況のせいにする。
(3)状況についての「認識」のせいにして、「認識」を変えることで行為を変えることを正当化する。
まったくふざけんな、である。きちんと非を認めてと謝罪すれば、日本社会では許してもらえることを、知らないのであろうか。真摯な謝罪と反省は、日本社会で尊敬を勝ち取るための条件ですらある。
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東大サイトの放射線情報 「端的」過ぎる説明文訂正
2011 年6月18日17時13分 朝日新聞
学内の放射線を計測して公式サイトで公表している東京大学が、測定結果に「健康にはなんら問題はない」と付記してきた一文を、全面的に削除して書き換えた。市民からの問い合わせが相次ぎ「より厳密な記述に改めた」という。学内教員有志からも「安易に断定するべきではない」と批判が寄せられていた。
測定値は東京・本郷と駒場、千葉県柏市の各キャンパスの、3月15日以降、毎日1時間ごとの値を掲載している。柏キャンパスは現在、毎時0.25マイクロシーベルト前後だが、平時は0.05~0.10程度。サイトでは「(原発の)事故前より少々高めの線量率であることは事実ですが、人体に影響を与えるレベルではなく、健康にはなんら問題はないと考えています」とのコメントを載せていた。
これに対し、学内の教員有志45人が今月13日、断定的な表現を避けるべきだなどとして、記載を改めるよう浜田純一総長に要請書を提出した。ごく微量でも放射線量に比例して発がんリスクがあるというのが世界的に標準的な考え方だと指摘。「(安全だと)強い断定をするのなら、悲観的学説をなぜ排除したか説明が必要だ」と主張した。
大学側は翌14日、当該コメント部分を削除し、100ミリシーベルト(1回または年あたり)以下の被曝(ひばく)による人体へのリスクは明確ではない、との研究結果を紹介。自然界から浴びる放射線量が世界平均では年に2.4ミリシーベルトであることや、国際放射線防護委員会(ICRP)が「長期的には放射線レベルを年1ミリシーベルトに」「事故の収束後は年1~20ミリシーベルトの範囲」と提言した事実などを列記した。
柏キャンパスの値は、一日中その場にいたと仮定して1年間で浴びる量は2ミリシーベルト強。有志世話人の島薗進教授(生命倫理)らは、「リスクを無視できるかどうかを国民が判断するためにも、正確な情報を提供する義務がある」と話す。
東大広報課は、「当初は一般からの問い合わせに答えるため端的な記述が求められていると判断したが、双方向のやりとりがないウェブサイトでは、リスク情報を発信する難しさを感じた」と話している。(吉田晋)
2011/06/18(土) 22:30:19 |
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モルモット化の話ばかりだ。
福島県民の健康を守るには、県民の調査などいらない。病気になる原因を調査して排除し、病気を訴える人がいたら、社会的経済的に万全の体制で支えることに全力を挙げないといけないのに。
===============
福島県民を30年にわたり健康調査 内部被曝も含め測定
2011年6月17日3時1分 朝日新聞
福島県民の健康管理調査
東京電力福島第一原子力発電所の事故による福島県民への放射線の影響について30年以上にわたって見守る福島県の調査案の概要が、わかった。7月上旬にも空間線量が高い地区の住民代表を対象に、先行的な予備調査を始め、内部被曝(ひばく)も含めた被曝線量を実際に測るとともに、問診票での被曝線量の推計も出す。
住民の放射線影響評価をめぐり、長期間に及ぶ大規模調査は世界でも初めて。
予備調査の概要は、今月18日に、実施主体の県や関係省庁の担当者のほか、放射線医療の専門家らが集まる健康管理調査検討委員会で決まる見通し。
2011/06/17(金) 09:12:52 |
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我々が東大本部に対して、HPの放射線量に関する記述を訂正するよう申し入れをした。
https://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/request そしたら、アッサリ、部分的な変更が加えられた。
https://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/updates https://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/developments この変更は、なんだかヘンチクリンなのである。そのやりとりの過程で、以下の東大話法規則を発見したので、追加しておきたい。
【東大話法規則】
(1)人の言うことは無視する。
(2)無視できない時には、場当たり的に対応する。その対応は、以下のようなものである。
(2-1)「おっしゃる通りで、今からやろうと思っていたのです。」
(2-2)「言われたとおりにやりました」
(2-3)しかし実際には、何も変わっていない。
2011/06/16(木) 23:24:58 |
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https://sites.google.com/site/utokyoradiation/home 「御用学者の巣窟」の汚名を返上すべく、物性研究所の押川教授が中心となって、上記の要請文を総長に提出しました。45名も賛同してくださって、勇気づけられました。
ちなみに、上のHPのすべての文章は、
東大話法フリー です
2011/06/13(月) 22:27:28 |
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IAEAは原子力を推進する機関である。その元事務次長が、以下のように痛烈に批判している。天野とかいう不誠実な身びいきする人物ではなく、この人が事務局長をしていれば、日本の運命も変わっていたであろうに。
============
【放射能漏れ】「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答 (1/2ページ)
2011.6.11 20:24
福島第1原発事故をめぐり産経新聞のインタビューに応じた国際原子力機関(IAEA)元事務次長でスイスの原子力工学専門家、ブルーノ・ペロード氏との一問一答は次の通り。
--福島第1原子力発電所事故で日本政府がIAEAに事故に関する調査報告書を提出したが
「私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、両者が事故前に対策を取らなかったことは深刻だ。特に、東電の不作為はほとんど犯罪的だ」
--なぜ、そう思うのか
「福島第1原発の米ゼネラル・エレクトリック(GE)製沸騰水型原子炉マーク1型は圧力容器と格納容器が近接しており、水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が1970年代から指摘されていた。福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど水素ガス爆発防止策を強化した」
--東電はどうしたのか
「当時、スイスで原発コンサルティング会社を経営していた私はこの作業にかかわっており、マーク1型を使用する日本にも役立つと考えた。1992年ごろ、東電を訪れ、(1)格納容器と建屋の強化(2)電源と水源の多様化(3)水素再結合器の設置(4)排気口へのフィルター設置-を提案した」
--対策費は
「非常用の送電線は2千~3千ドル。排気口のフィルターは放射性物質を水で吸着する仕組みで電源を必要とせず、放射性物質の拡散を100分の1に減らせる。今回の震災でも放射性物質の拡散を心配せずに建屋内の水素ガスを排出できたはずだ。費用は300万~500万ドルで済む」
--東電の対応は
「東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ」
(ロンドン 木村正人)
2011/06/11(土) 22:33:38 |
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関西電力が夏の電力使用を15%削減しろ、と脅しを掛けたことに対して、福井県は安全性の確保とは別問題だ、と明確な姿勢を示した。しかし、
http://www.nishikawa-issei.com/topics017 に出ている福井新聞のインタビューを見れば、「資源の乏しい日本にとって、すぐに原子力にかわる電源があるわけではない」として、明確に原子力を維持する立場をとっている。エネルギーの多様化が西川知事の考え方だ。
しかし、原子力だって、すべて輸入であるから、この論理は意味がない。原子力など廃棄して、石油・天然ガス・石炭の効率的使用を進めることが現実的である。それと同時に、エネルギーの大量消費に依存しない社会の構築に踏み出すべきである。それが「日本」ブランドの価値を高めることになり、経済的にも最も有利であることを理解して欲しい。
また、槌田敦がはるか以前から指摘しているように、エネルギー問題ではなく、エントロピー問題こそが最重要なのである。水が豊かな日本は、エントロピー問題の解決に有利な立場にある。しかし放射能がばら蒔かれると、その優位が失われる。このことの深刻さを理解して欲しい。
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原発再稼動の条件、福井県「安全確保を」 地元も同調
2011年6月10日20時25分 朝日新聞
福井県の西川一誠知事は10日、「県がコメントすることではない」として報道陣の前に姿を現さなかった。代わりに同県の桜本宏・安全環境部企画幹が対応。「安全確保を求めることが、ひいては関西の安全や電力供給の安定につながる。節電の要請と再稼働の判断は別問題」と語った。
福井県内には、関西電力の11基を含め、15基の原発(うち1基は解体中)がある。事故を起こした福島第一原発1号機と同じく、40年を超える原発も2基ある。関電の4基を含む計6基が検査のため停止中で、7月に2基が定期検査に入る。西川知事は、停止中の原発の再稼働を認める条件として、津波対策だけでなく地震の揺れや原発の老朽化が福島第一原発の事故に与えた影響を明らかにするよう国に求めている。
原発が立地する県内の町も知事の姿勢に同調している。関電の大飯原発(4基)があるおおい町の時岡忍町長は「国のエネルギー政策に協力してきた立場として、このような状況は心苦しい。しかし、新たな安全基準や避難道路の整備指針などを国が明らかにしていない現状では、再稼働は認められない」と話した。(笹川翔平、土岐直彦)
2011/06/10(金) 23:53:21 |
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http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm ここで原子力委員会が意見を受け付けているので出しておいた。
【ご意見の概要(100字以内)】
原発は日本列島を放射能で汚染することにより、そのブランドイメージを大きく傷つけた。その回復のためにも、直ちに脱原発を明確にすべき。
【ご意見及びその理由(800字以内)】
現代社会において、最も重要な経済的価値は、ブランドである。ブランドを持つ企業は高い利益を挙げることができるが、如何に技術が高かろうと、製品がよかろうと、ブランドがなければ、利益は出ない。これは社会全体にとっても同様であり、「日本」あるいは Made in Japan ブランドこそは、我々の最大の資源である。
ところが、福島原発事故とその処理のまずさによって、日本ブランドは致命的とも言える傷を受けた。クリーン・ハイテク・信頼性というイメージは、放射能まみれで、技術が低く、嘘つきだ、という印象に変わってしまったのである。そのダメージは、計り知れないほど大きい。ブランドがそもそも「風評」である以上、「風評被害」だと言っても無駄である。
このダメージを回復するためには、21世紀にふさわしいあらたな経済社会についての具体的イメージ(おそらくは「里山経済」あるいは「里山社会」というもの)を提出し、それに向けて全力で邁進する以外にない。
そのための第一歩が、「脱原発」のメッセージを明確に出すことである。もし、日本政府が、過去からの原子力中毒に拘泥するなら、ブランド価値は完全に失われてしまうことであろう。
2011/06/10(金) 12:23:55 |
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牧野淳一郎「スーパーコンピューティングの将来」
http://jun-makino.sakura.ne.jp/articles/future_sc/face.html#TOC というHPがある。この方は、計算機天文学者で、今は東工大の先生である。この方が、途中から福島原発について詳しくわかりやすい考察を書いておられる。
http://jun-makino.sakura.ne.jp/articles/future_sc/note098.html 今まで、名前だけ聞いていたのだが、読んでいなかったが、読んでみたら非常に有益であることがわかった。もっと早くご紹介しておくべきであったと悔やまれる。今からでも遅くないので、目を通されることをお薦めする。ごく一部だけサンプルを引用しておく。
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102.4. 福島県は?
福島県では30km圏外、例えば福島市内でも 3-4uSv/h のところがあり、そういっ たところは柏に比べてさらに10倍程度です。がんリスクは IAEA/ICRP のもっと も楽観的な見積もりで10%近く、大きいめの見積りだとなんだかとんでもないこ とになるところで、子供すら避難もしないでいる、という不思議なことが起こっ ているわけです。
102.5. 今後は?
この項の最初に書いたように、原発自体の制御は全くなにもできていない状態 ですから、今後も少ないとはいえ放射性物質の放出は続きます。雨や風の具合 では東北、関東の色々なところに降るわけです。
但し、1日にくる量が既につもっている量の 1/100 程度ないしそれ以下である ことと、多くの測定点では雨で流れる効果があることのために、放射性物質の 降下があるかどうかの判断は、特に公式の空間線量率の測定データをみただけでは 困難になってきています。
なお、これからは空気中にはあまりでない、という可能性もないわけではあり ません。これは、単純な話で既に膨大な量の水が炉心冷却に使われ、それが建 屋の中とか色々なところに漏れているからです。このため、水に良くとけるセ シウムやストロンチウムの大半は既にどこかに漏れた水のほうに移行している 可能性が高いと思います。
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2011/06/07(火) 23:59:53 |
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何が言いたいのか全くわからないが、政府に都合の悪い研究はするな、ということだろう。最低である。
>被災者に対する様々な健康調査・研究が実施されているが、これらの健康調査・研究の中には、倫理的配慮を欠き、被災者にとって大きな負担となっているもの
これに最も該当するのは、山下俊一教授グループの活動である。それから被爆者に対する無意味な健康診断。
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関係試験研究機関
大学等 御中
関係学協会
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
厚生労働省大臣官房厚生科学課
被災地で実施される調査・研究について
今般の東日本大震災による被災地域において、被災者に対する様々な健康調査・研究が実施されているが、これらの健康調査・研究の中には、倫理的配慮を欠き、被災者にとって大きな負担となっているもの、自治体との調整が十分図られていないもの等が見受けられ、関係学会等からも問題提起がなされているところである。
ついては、被災地における被災者を対象とした健康調査・研究を実施する場合には、下記について遵守されるよう留意されたい。
記
1 「疫学研究に関する倫理指針(以下、疫学指針)」が適用される疫学研究を実施する場合等においては、疫学指針等にのっとり、当該研究計画について、倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長による許可を得るなど、適切な対応を行うこと。
2 被災者を対象とする調査・研究は、当該被災地の自治体と十分調整した上で実施すること。また、調査・研究の結果、必要と考えられる被災者には、適切な保健医療福祉サービスが提供される体制を整備する等配慮すること。
3 対象となる被災者に過度な負担とならないよう、対象地域において行われている調査・研究の状況を十分に把握した上で、重複を避け、必要以上に詳細な調査・研究が行われることのないように配慮すること。
【照会先】
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
担当:佐藤、前田、岩田
電話:03-5253-4111(4394,4108)
厚生労働省大臣官房厚生科学課
担当:眞鍋、古元、丹藤、田中
電話:03-5253-1111(3807,3813)
2011/06/07(火) 00:31:00 |
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福島大学の若手教員が以下のような勇気ある行動をとった。福島県知事は彼らの言葉に耳をかたむけるべきである。
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http://fukugenken.seesaa.net/ 2011 年 6 月 6 日
福島県知事 佐藤雄平 殿
荒木田岳(福島大学 准教授)
石田葉月(福島大学 准教授)
井本亮 (福島大学 准教授)
遠藤明子(福島大学 准教授)
熊沢透 (福島大学 准教授)
後藤忍 (福島大学 准教授)
小山良太(福島大学 准教授)
澁澤尚 (福島大学 准教授)
中里見博(福島大学 准教授)
永幡幸司(福島大学 准教授)
村上雄一(福島大学 准教授)
森良次 (福島大学 准教授)
この度は、東日本大震災という未曾有の災害のなか、不眠不休で復旧作業をされてい
る知事以下県職員のみなさま方には、心より敬意を表します。震災、津波の被害に加え、
福島第一原子力発電所の爆発事故にともなう広域の放射能汚染は、福島県の浜通りのみ
ならず、中通り、さらに会津地方にまで及んでおります。その汚染レベルは、一部の地
域を除き、年間被ばく量が 20mSv を下回るとされておりますが、本来、公衆の被ばく
線量限度は年間 1mSv であり、この基準を適用すると、中通りをはじめとする多くの地
域について、早急に被ばく線量低減のための手立てを講じる必要があります。
年間 100mSv を下回る、いわゆる低線量被ばくがもたらす健康影響については、専
門家のあいだでも意見が分かれています。したがって、行政としては、予防原則に則り、
低線量被ばくは危険であるという前提にたち、県民ができるだけ無用な被ばくを避けら
れるよう諸策を講じることが急務であると思われます。以上を踏まえ、我々は、以下の
ことを要望します。これらの要望は、一時的には、福島県民に不安を与え、県に対する
イメージを悪化させるような内容かもしれません。しかし、被ばくの健康影響を矮小化
しようとせず、むしろ、予防原則に則って危険の可能性を公に認め、被ばく線量を低減
するための措置を積極的に講じることこそが、県民から信頼され愛される福島県を再び
取り戻すための唯一の道であると、我々は確信します。よろしくご検討くださいますよ
うお願い申し上げます。
【要望1】
福島県は、低線量被ばくの健康影響に詳しい専門家として、次の二つの立場の学識者
をそれぞれ放射線健康リスク管理アドバイザーとして招聘してください。
(1)被ばく量が少なくなればリスクは減るものの、どんな低線量でもリスクはゼロで
ないとする立場
(2)内部被ばくのリスクを重視し、低線量であっても決してリスクは小さくないとす
る立場
この二つの立場は、低線量被ばくの健康影響はほとんどないと主張する現アドバイザ
ーの山下俊一氏、高村昇氏、神谷研二氏とは異なるものです。低線量被ばくの健康影響
についての様々な見解を県民に示すことは、県民をいたずらに不安にさせるという懸念
があるかもしれません。しかしながら、一面的な情報だけを流し、見せかけの「安心」
を作り出しても、長い目でみれば、県民の健康を守ることにつながるとは思えません。
低線量被ばくの健康影響に関する専門家の見解は定まっていないという事実がある以
上、県民ひとりひとりがその事実を受け止め、考え、議論していかなくてはなりません。
そのための下地を作ることは、県行政の重要な役割であるはずです。医療現場における
セカンド・オピニオンの重要性が指摘されているように、様々な立場のリスク管理アド
バイザーに意見を求める機会を県民に与えることは、むしろ、県民の健康を守るうえで
有効であると考えます。
【要望2】
福島県は、県民の被ばくによる長期の健康影響を疫学的に明らかにするために調査検
討委員会を発足させ、その座長には、低線量被ばくの健康影響はほとんどないと主張し
てきた山下俊一氏が就任しました。この人選のプロセス及び根拠を説明してください。
【要望3】
先の調査検討委員会を含め、今後行われる疫学調査につきましては、研究計画、デー
タ、分析過程を細やかに公表するとともに、調査結果の正当性に対する第三者による評
価体制を整えてください。疫学調査の結果が、仮に、これまで健康リスク管理アドバイ
ザーが発言してきた内容と食い違うものになったとしても、その結果が正しく公開され
るよう透明性を確保することが重要であると考えます。第三者によるチェック機能により透明性を確保することの重要性については、今回の事故における原子力安全・保安院
や原子力安全委員会の独立性に関する教訓などからも明らかです。
なお、長期の疫学調査の必要性は否定しませんが、県民の健康チェックは、何よりも
まず、県民の被ばく線量を少しでも低減し、健康を維持するために行われるべきである
と、我々は考えます。
【要望4】
福島県は、公衆の被ばく線量が年間 1mSv 以下に収まることを短・中期的な目標とし、
それに基づいた具体的な除染計画(表土の除去、高圧洗浄など)を迅速に作成し、公表
してください。
国際放射線防護委員会(ICRP)が福島原発事故を受けて表明したコメントでは、公衆
の被ばく線量限度は年間 1mSv であり、20mSv はあくまで非常時に暫定的に許容され
るレベルであることが示されています。つまり、行政は、子供が長時間過ごす学校など
を優先的に除染するのはもちろんのこと、すべての地域に住むすべての住民の被ばく線
量が年間 1mSv を下回るように努力し続けなければなりません。
ただし、余計な被ばくは少なければ少ないほどよいという観点から、我々は、究極的
には、平常時のバックグラウンドの放射線レベルに戻すことが理想であると考えており
ます。県としても、長期的には、医療を除く人工線量をゼロにすることを目標に据え、
諸策を講じてください。
【要望5】
福島県は、県民が外部被ばくをどれだけ受けているかチェックできるような体制を早
急に整えてください。具体的には、モニタリングポストの拡充、ホットスポットマップ
の作成、バッジ式線量計の配布、サーベイメータ式線量計の配布または貸与、といった
策を迅速に講じてください。
【要望6】
福島県は、県民が内部被ばくをどれだけ受けているかチェックできるような体制を早
急に整えてください。具体的には、ホールボディカウンター(WBC)の県内病院への設置
及びその支援、ならびに無料検診サービスの整備を、迅速に進めてください。【要望7】
福島県は、県民が日常生活を送るうえで余計な被ばく(内部、外部とも)を避けるこ
とができるように、県民に向けたガイドラインを作成してください。また、被ばくを避
けるためのマスク等の日常品を配布してください。
以上
2011/06/06(月) 16:49:30 |
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@pinokipino WN
ドイツ人の男性と日本人の女性のカップルが東京に住んでおり、原発事故を受けて西日本に避難したそう。そしたらなんと女性のご両親が大変お怒りになったと。東京にある責任を放って逃げ出すとは何事か。これを旦那に話すと”動物だって自分の子供を守る事に命をかける。日本、どうなってるんだ?”
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というツイッターが流れてきた。これは非常に重要な話である。なぜ日本人が逃げないのか、という世界中が抱いた疑問の答がここにある。
江戸時代に日本社会は、江戸幕府=「公儀」の行う軍事行動を起点として社会を統合するシステムを作った。この軍事行動においてどのような「役」を果すかで「身分」が設定される。
武士 = 軍事行動に直接従事する
百姓 = 人夫として従事する
職人 = 武器を供給する
町人 = 物資・資金調達を担う
という具合である。この「役」を担わない人々は一人前の人間とはみなされない。すなわち、女性・子供・老人・穢多非人・病人・気ぐるい・酒飲み・喧嘩好きなどである。
「役」はまず、「国」(すなわち藩)に対して「国役」が課せられる。それを「郡」に「郡役」として分配する。それが「村」に「村役」として分配され、更に各々の「家」に「家役」として課せられる。それぞれの家の、氏素性のはっきりとした構成員が、家役を果すことで、家は守られる。役を果すために死ねば、息子が継ぐ。役を果たさずに逃げれば、家が潰されてしまう。それゆえ、各人の命よりも、家の「役」の方が大切である。
このシステムは、実のところ、現在でも作動している。大都市でも会社、特に大会社はこのように運営されている。「本社」の発する社命が、「事業部」「部」「課」「係」と降りてきて、個々人に「役」が配分されるのである。命がけで役を果たせば一人前とみなされ、いい加減にやっていると「役立たず」と言われて「村八分」にされる。そういう会社では今でも女性は無縁者である。
また、公儀とそれに関連する企業は、非常に安定していると考えられ、そこに就職すると「役人」扱いとなる。どこにも所属していない人は、その人がどんなに有名であったり、成功していても、正常な人間とは見なされない。たとえば、漫画家はどんなに名前が売れても、住宅ローンを組めない。どんな下っ端役人でも、銀行は喜んで住宅ローンを貸してくれる。
どこかに所属しない人は、「無縁者」と見なされている。「派遣」というのは「穢多非人」と同じくらい厳しいレッテルである。一度でも派遣会社に登録してしまうと、普通は、二度と、正社員になれない。大企業が「派遣」を「正社員」に取り立てると、ニュースになるのはそのためである。それはちょうど、功績のある百姓町人に「苗字帯刀」を許すような感じである。
とはいえ、無縁者だからといって社会から排除されているのではない、という点に注意すべきである。無縁者は確かに有縁者とは扱いが違う。その意味で差別されている。しかし、「お役御免」であるから、気楽でもあって、自由度が高い。この自由さを日本社会は必要としてきたのである。自由な人間がいないと、何か異変があったときに対応できないからである。無縁者は、単に差別されているのではなく、無縁者として社会に統合されているのである。
江戸時代では、島原の乱を最後に軍役が無くなって、明治維新まで二世紀半にわたって動員が実際にはなされなかった。そのため、時々、将軍が京都に行ったり、日光に行ったりして、練習していたのだが、それもどんどん儀礼化していった。そうやって何のためにやっているかわからない儀礼を、二世紀半にわたって繰り返したので、「統合のための儀礼をやる」ということが自己目的化して重視されるようになったのである。これは現在も脈々と受け継がれており、会社ではコンパやスポーツ大会などで活躍することが出世の秘訣であり、町内でも、ゴミ当番・草刈・盆踊り・消防訓練・PTAなどが統合のための儀礼として重視されている。
このように考えると、上の事件はよく理解することができる。「ドイツ人の男性」というのは普通は「外人」であるから、「無縁者」である。それゆえ両親は娘との結婚にかなり躊躇したはずだ。しかし夫婦縁組した以上は、「身内」と認識することにしてきたのである。
ところが、原発事故を受けて夫婦は西日本に避難してしまった。それは女性の両親にとっては青天の霹靂とも言うべき出来事であった。ドイツ人とはいえ、「一家の主」としての役があり、娘にもゴミ当番などの重要な役がある。それをおっぽりだして逃げ出すとは、「一家の名折れ」であり、「面子丸つぶれ」なのである。
現在の日本では、
「放射能汚染された学校に子供を通わせる」
「放射能汚染された野菜を食べる」
「放射能汚染された水を飲む」
ということが「役」となっている。放射能が「踏み絵」となっているのである。この踏み絵を踏むことを拒絶すると、有縁世界から排除される。それを人々は心底恐れているので、逃げ出したりしないのである。逃げるのは無縁者だけである。
以上が、
”動物だって自分の子供を守る事に命をかける。日本、どうなってるんだ?”
というドイツ人の男性の質問に対する私の答である。
2011/06/06(月) 15:10:50 |
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正常な考えだと思う。
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東証社長、東電の法的整理を主張 「日航と同様に」
2011年6月4日10時26分 朝日新聞
東京証券取引所グループの斉藤惇社長は、原発事故で経営危機にある東京電力について、法的整理による再建が望ましいという見解を明らかにした。朝日新聞のウェブマガジン「法と経済のジャーナル Asahi Judiciary」のインタビューに答えた。
斉藤社長は産業再生機構(現在は解散)の元社長。ダイエーやカネボウの再生を手がけた経験から「東電でも(会社更生法で再建中の)日本航空と同様の処理が望ましい」と語った。
1990年代の金融システム危機を参考にした処理案も提示。特別法をつくり、東電の資産内容を厳しく調査。債務超過ならば一時国有化し、銀行には債権放棄を求める。その場合、東電は上場廃止になるが、数年後に発電会社として再上場する案を示した。送電設備の売却や原発の国有化の可能性も指摘した。
2011/06/05(日) 19:23:02 |
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週刊現代に以下のような記事が出ていた。
私はその下に添付した2通のメールを、4月と5月に大橋教授にお送りした(濱田総長と田中副学長に Cc した)。残念ながら大橋教授からも、総長からもお返事は頂けなかった。
この2通のメールでの私の大橋教授へのお願いは、
東大の名誉のために、逃げ隠れせずにきちんと説明責任を果たして欲しい、 ということであった。ところがこの記事によれば東大は、
逃げ隠れして、説明責任を果たさないように、 と大橋教授に圧力を掛けたことになっている。大学が個別の教官に対して言論統制をするなど、事実とすれば由々しき問題だ。それに、説明責任を回避するようにという圧力を掛けるなど、もってのほかである。東大本部は事実関係を調査して明らかにすべきである。
====================
週刊現代6月11日号
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」
公衆の面前でこう話す原子力村の東大教授へ
そもそも大橋氏は「プルトニウムを飲め」と言われて飲むことができるのか。
今回の事故が起きたいまでも「原発は安全」と言い切れるのか。事前に質問
事項をまとめたメールを送った上で、本人を直撃した。
ーメールを送った件でお話をおうかがいたいのですが。
「そのメールは見ています。私は止められているんだ。」
ー止められているとは?
「大学から『その件については話すな』と。だから、申し訳ないが、取材に協力することはできないんです」
ー後悔討論会では「原発は安全だ」と何度も語っていた。その考えは今でも変わらない?
「(胸元でバツを作って)いえ、ダメだと言われているのよ。大学から話すなと」
ープルトニウムを飲んでも大丈夫という話は?
「それも、そう。大学から」
こう言うと「今から授業があるから。本当に」と小走りで去っていった。
=======私が出したメール===============
日付 2011年4月26日1:04
件名 お願い
大橋さん
(Cc:濱田総長、田中副学長)
東洋文化研究所の安冨と申します。
今回の福島原発の事故に関してHPを調べていて、:平成17年12月25日に行われた玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画に関する「プルサーマル公開討論会」の映像
http://www.saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/ を拝見し、大橋さんのご発言を拝聴いたしました。そのなかで、
「今は格納容器破損が起きる確率は極めて小さい。1億年に1回というような評価がされているのに、それが起きると考えたらというような評価がされています。」
というご発言をなさり、対話者に対して非常に失礼な言い方をなさっておられるのを見て、驚愕いたしました。
今回の福島の事故では、格納容器も圧力容器も破損しておりますが、この事態を受けて、当時のこのご発言をどのように正当化されるのか、お考えをお聞きしたく存じます。「想定外」という説明はどうぞご勘弁ください。
先日、ある学会に出ていて、東京大学の工学部の名誉教授の先生が、
「東大の原子力関係の体質が改められない限り、問題は解決しない」
と発言しておられました。会場の聴衆の方々も、マスメディアに登場する東大関係者に対して強い不信の念をいだいておられ、この発言に大きく賛同しておられました。
大橋さんの発言が、ネットで現在も配信されていることで、東京大学に対する信頼が大きく傷つけられております。たとえば、
http://onibi.cocolog-nifty.com/alain_leroy_/2011/04/post-0346.html などのコメントがなされています。このような事態に対して、説明責任を果たして頂きたく存じます。
===============
日付: 2011年5月13日13:22
件名: 玄海原発プルサーマル討論会についての Twitter での反応について
前回、メールを差し上げたのですが、お返事をいただけず、大変残念に思います。
先ほど、ツイッターで 「東大 大橋」と入れたら、今も以下のように膨大につぶやかれております。あなたの発言によって、東京大学のブランドが大きく傷ついています。なにとぞ、正々堂々と反論するなり、反省するなり、逃げ隠れしないで意見を言っていただけますよう、お願い申し上げます。
「風評被害」とおっしゃるかもしれませんが、名声というものは風評でできております。東京大学が世間から尊敬されているのは、風評のおかげです。
なにとぞこの事態を誠実な行動によって取り返し、東京大学の名声を守ることに貢献していただきたく、お願い申し上げます。
<Twitter からの引用>
Tabatamitsuru Tabatamitsuru
@
@gatanin 東大の大橋弘忠さんだそうです。
4時間前
hdymysr NK225
水素爆発なんて、根も葉も無い事を・・・ ヒッヒッヒッ・・・ by 大橋東大教授・・・ この人、このまま教授を続けて行けるのか???
まぁ、続けるんだろうな、今度は、知っていたけど恐怖を煽りたく無かったとか言って・・・ すっげぇ~
5時間前
TadashiJobim Tadashi JOBIM
改めてRT @TadashiJobim:
【必見】平成17年。東大の御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない。水蒸気爆発なんて起きない。プルトニウムは飲んでも大丈夫」vs小出裕章
http://bit.ly/ltdjnS 嘲笑する推進派の面々。小出さんは、ずっとこんな風に戦ってきた
5時間前
tokyotarou 東京太郎
大橋弘忠東大教授をたたえる会 愚者の自覚を 家庭に原子力の光を 社会に悲しみを 原子力の強制を http://bit.ly/jCFr2c
13時間前
yotto_hiro マリリン
東大・大橋弘忠氏 貴方の言っている事はさっぱり分からない。一般人の私には理解出来ない。http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc
13時間前
cultive173 かるちべ
大橋出れないとか。仕方ないけど、東大生はカスいなぁ。
14時間前
cork1127 ベニショーガ
アー驚いた。この学者すごい。頭はある意味いいんだろうけどね。【御用学者】プルトニュウムは飲んでも安全!?【東大大橋教授】 (6:02)
nico.ms/sm14291035 #nicovideo #sm14291035 nicotwitter.com
16時間前
0720032maro ミュー
大橋弘忠氏と小出氏の討論を見たけど、東大ってこんな人でも入れるの!? 飲んでも安全というプルトニウム。 身をもって証明してほしい。
16時間前
ishino56 ishino
大橋という東大の教授いまどうしている。水蒸気爆発は、絶対に起きないと、鼻高々に言い切っていたが、現実はどうか、起きた。 大橋、腹を切れ
16時間前
bidedoji ずぎざぎびでどじ
飲めや!マジで大橋!RT @onomine:
すごいわ、嘘ばっかり。ほとんどの人はこういう学者の言うこと信じてる?【御用学者】プルトニュウムは飲んでも安全!?【東大大橋教授】
(6:02) nico.ms/sm14291035 #genpatu #s_kakumei
18時間前
onomine Ono
すごいわ、嘘ばっかり。ほとんどの人はこういう学者の言うこと信じてる?【御用学者】プルトニュウムは飲んでも安全!?【東大大橋教授】
(6:02) nico.ms/sm14291035 #nicovideo #sm14291035 nicotwitter.com
20時間前
sk0616 soramame-taroh
東大の大橋が可愛いと思うのは私だけ?いや、絶対可愛いと思ってる人もっといる。可愛すぎひん( ・∀・)?
20時間前
j16u161046 johnnytanemaki
大橋弘忠東大教授、この人が今何を考えているか、何を言っているか知りたいところだが、こういう推進派と言われる人たちを糾弾すれば問題が解決するというものでもないだろう。
5月12日
xxxSOPANxxx 澤西康史(ソパン)sopan
見事に「可視化」されてるなあ。 RT @TadashiJobim:
東大の御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない。水蒸気爆発なんて起きない」vs小出裕章 http://bit.ly/ltdjnS
ビデオ後半、小出さんを、嘲笑する推進派の面々。小出さんは、ずっとこんな風に戦ってきた
5月12日
Kiyoshi_IWATA いわた・きよし(岩田清)
この動画 http://www.youtube.com/watch?v=L4Wh4Rofqb8&feature=related
冒頭で力説している東大・大橋弘忠教授とこの教え子たちに原発の現状に就いて意見を聞いてみたいですね! @Asagaokunn
@costarica0012
5月12日
m_sakaid m.sakaid
終身刑ビデオ http://goo.gl/cPVvk RT@HRATKK
東大大橋教授は小出助教を馬鹿にしていたが、小出さんの言ったとおりになってしまった。格納容器は壊れプルトニウムは気体となり放出された。大橋出てこい!お前ら御用学者は終身刑でも足りないぞ
5月12日
HRATKK HRKK
素人が言うのも何だがこの原発を4機すべて収束するのは不可能に思えてくる。プルトニウムが飲めちゃう東大大橋教授は小出助教を馬鹿にしていたが、小出さんの言ったとおりになってしまった。格納容器は壊れプルトニウムは気体となり放出された。大橋出てこい!お前ら御用学者は終身刑でも足りないぞ
5月12日
TomoMura2010 Tomohiro Muratani
平成17年に佐賀県で行われたプルサーマル公開討論会
必見。東大・大橋弘忠氏曰く「格納容器が壊れるのは1億年に1回の確率だからそんな事考えなくても良い」適当こいてんじゃねぇゾ!このクソが!
http://bit.ly/kxg6pO #genpatsu #fukushima
5月12日
zishingenpatsu zishingenpatsu
こういうことを言って今まで推進してきたわけでね。RT @TadashiJobim:
【必見】平成17年。東大の御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない。水蒸気爆発なんて起きない。プルトニウムは飲んでも大丈夫」vs小出裕章…
(cont) http://deck.ly/~gWXIJ
5月12日
TragedyJapan TragedyJapan
こういうことを言って今まで推進してきたわけでね。RT @TadashiJobim:
【必見】平成17年。東大の御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない。水蒸気爆発なんて起きない。プルトニウムは飲んでも大丈夫」vs小出裕章…
(cont) http://deck.ly/~rpL0t
5月12日
costarica0012 山下由佳(ペンネーム安音)
RT @ginmaku: 玄海原発にプルサーマルを導入しようとした時の公開討論会の様子。推進派の大橋弘忠(東大)と反対派の小出裕章(京大)との直接対話も行われた。ダイジェスト版→
http://bit.ly/fUarxV 公式記録はこれ→http://bit.ly/k47Tkd
5月12日
ginmaku S.ザンギ
玄海原発にプルサーマルを導入しようとした時の公開討論会の様子。推進派の大橋弘忠(東大)と反対派の小出裕章(京大)との直接対話も行われた。ダイジェスト版→http://bit.ly/fUarxV
公式記録はこれ→http://bit.ly/k47Tkd 関係者は見直した方がいいよ。
5月12日
dokatter hijikata反原発
@
@team_nakagawa 東大の大橋弘忠さんという先生が「プルトニウムは飲んでも安心」と発言してるそうですが、そうなんですか?α線は内部被ばくしとても危険と聞きましたが。http://www.youtube.com/watch?v=6byKIUiuBcg
5月12日
baron_hakugen 伯言
「プルトは飲んでも安心」と言ってた東大の大橋弘忠は、いつ飲んでみせてくれるのかな? プルト粒子のフリカケご飯とか食べてみてほしいっす #genpatsu
5月11日
TabearukiLife Toshiyuki.Narisawa
東大の大橋弘忠氏には今回の福島原発の事故について是非ご意見をお聞かせ頂きたいものです。youtube.com/watch?v=VNYfVl…
#genpatu #fukushima
5月11日
GOLGO_DT GOLGO_DT
「プルトニウムは飲んでも安心」の原発推進・大橋弘忠という東大教授はどこに逃げ...http://bit.ly/jw1Y8Z
5月11日
infinitearth 松風 純
動画見ました。大橋弘忠東大教授、研究者番号80185355にはもう公的資金を出す必要ありませんね。科研費申請資格の剥奪要件に「科学的欺瞞の流布による不正義」を設けましょう。これはひどい。。http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc
5月11日
governs 乙枯れちゃん
直接対決!平成17年小出裕章氏と大橋弘忠東大教授「プルトニウムは飲んでも安心」p.tl/VXJr感情論なんてとんでもない。実際、住めない土地が生まれて避難してる人がどれだけ苦しんでいる現実があるか。汚染が原因で農業漁業貿易業大打撃。見通してる小出先生凄い!
5月11日
tokyotarou 東京太郎
大橋弘忠東大教授にプルトニウムを自主的に飲んでもらう会 http://bit.ly/kEBqYN
5月11日
argonquin argon
そうだ!とほほさんと役職を入れ替えろっ! RT @tohohokanri: http://bit.ly/ltdjnS
これで東大教授かい、大橋弘忠。おまえなんか、年収200万円の管理人もできねえぞ。管理人のほうが頭いいぜ。とにかく、今、顔出せ。
5月11日
untitled_skz obscureinc_skz
これはすごい映像。まったく起きもしないことを心配してもしょうがない、と高を括る大橋東大教授。吐き気がしてくる。 RT
@TadashiJobim: 【必見】平成17年。東大の御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない…」vs小出裕章
http://bit.ly/ltdjnS
5月11日
tohohokanri トホホ
http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc&feature=youtube_gdata_player
これで東大教授かい、大橋弘忠。おまえなんか、年収200万円の管理人もできねえぞ。管理人のほうが頭いいぜ。とにかく、今、顔出せ。
5月11日
sakura_ogaki さくら
@
大橋氏は卑しい。小出先生の態度は真逆ですね。"@mizuki0326:東大生、ヘタレ糞教授にはならないで下さい。小出先生こそ真の科学者です。
【必見】東大の御用学者大橋弘忠 vs小出裕章 http://bit.ly/ltdjnS嘲笑する推進派。小出さんはずっとこんな風に戦ってきた
5月11日
mizuki0326 菅原利明
怒りのRT 東大生、ヘタレ糞教授にはならないで下さい。小出先生こそ真の科学者です。 【必見】東大の御用学者大橋弘忠 vs小出裕章
http://bit.ly/ltdjnS 小出さんを嘲笑する推進派。小出さんは、ずっとこんな風に戦ってきた #s_kakumei
#genpatu
5月11日
Chunchun4 yumiyumi
東大の大橋弘忠氏、反原発派を嘲笑しながら「俺の言うのがわからないのか!」的な高圧的な態度。東大がダメになった事は残念(再生を望む)添付は2005年の録画より→
http://spinnaker.blog108.fc2.com/blog-entry-102.html
5月11日
ysking1010 Yasura
なぬーっ!そんな馬鹿な事言ったヤツがいるんですか!? じゃあ自分で飲んでみろってんだ!!QT"@kotsukotsumam:
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と発言した東大の大橋先生は、自分で飲んだことあるのかな?"
5月11日
gypsynico Gypsy♥Nico
はぁ?ヽ( ̄д ̄;) 飲め飲め!今すぐ飲め!大至急飲んでみやがれクソ学者が!!! 本気で頭来るゎ!
【東大のインチキ学者《大橋弘忠》】小出さんを、嘲笑「格納容器は壊れない、プルトニウムは飲んでも大丈夫」http://bit.ly/ltdjnS
H17録画
5月11日
yutanpo_snow ユキコ
公衆の面前で飲んでみてほしい。口だけなら学者先生でなくとも、誰でも言える。 RT @kotsukotsumam:
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と発言した東大の大橋先生は、自分で飲んだことあるのかな?
5月11日
touya666 トウヤ
プルトニウムは飲んでも大丈夫、だなんて…(゜д゜)
そんな学者が国に助言する立場なのか…恐ろしいな………じゃぁ、プルトニウムを飲んで貰いましょうか、東大の大橋先生……
5月11日
yumingR010 あかさかゆうみ
本当、すごすぎて笑ってしまいました…@oginonatsuko: すごいですね。RT@wakabafukada
【東大の御用学者大橋弘忠、小出さんを、嘲笑「格納容器は壊れない、プルトニウムは飲んでも大丈夫」bit.ly/ltdjnS H17録画
5月11日
hiroyuki80nw 浅川洋行
これぞ御用学者。東大の大橋弘忠氏の5分50秒からの発言「私は水蒸気爆発の専門家です。我々専門家の間ではそんなこと夢にも考えられていないんですけど」
http://ow.ly/4RIRU
5月11日
wakabafukada วาคาบะ ฟุคะดะ
大橋弘忠って事故後全然出てこない。雲隠れしてるのか。本当に許せないな!【東大の御用学者大橋弘忠、小出さんを、嘲笑「格納容器は壊れない、プルトニウムは飲んでも大丈夫」http://bit.ly/ltdjnS
H17録画
5月11日
kaiji109primes 田中改治
大学の学園祭などの企画で、大橋弘忠東大教授にプルトニウムについての見解を発言してもらう場を提供して欲しい。出来ればプルトニウムを摂取する実演をしていただき、来年以降も、毎年経過を報告してもらうのが良い。#genpatsu
#gakuensai
5月11日
kotsukotsumam こママ
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と発言した東大の大橋先生は、自分で飲んだことあるのかな?
5月11日
oginonatsuko おぎの夏子
すごいですね。RT@wakabafukada
【東大の御用学者大橋弘忠、小出さんを、嘲笑「格納容器は壊れない、プルトニウムは飲んでも大丈夫」http://bit.ly/ltdjnS
H17録画
5月11日
yamatama358 やまたま
小出さん行かないでRT@TadashiJobim
東大御用学者大橋弘忠「格納容器は壊れない。水蒸気爆発なんて起きない。プルトニウムは飲んでも大丈夫」vs小出裕章
http://bit.ly/ltdjnS 後半、小出さんを嘲笑する推進派の面々。小出さんはずっとこんな風に戦ってきた
5月11日
wakabafukada วาคาบะ ฟุคะดะ
彼らの実名をググったら「御用学者」の文字が結果上位にズラーッと出てくる。こやつらの学者生命は事実上、断たれたも同然だと思う。自業自得。【東大の御用学者大橋弘忠、小出さんを、嘲笑「格納容器は壊れない、プルトニウムは飲んでも大丈夫」http://bit.ly/ltdjnS
H17録画
5月11日
m_sakaid m.sakaid
原子力推進派は、「安全だ」と過去20年以上にわたり主張してきた。東大教授大橋氏と小出氏の討論 http://goo.gl/6NzyR
これを聞いても、推進派の大橋氏の主張が、根本的に間違っていることがよ~くわかる。 RT @Goldenpiyo
5月10日
ganba_noboru Noboru Inagaki
http://bit.ly/kP7MT6
「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」大橋弘忠(東京大学)。大学まで官僚主義。学問は金や権力によって内容が変わるのか?机上論の典型例だ。日本の未来のために、これから東大を入る方、教授選んでね!
5月10日
VN250V 銀シャチ
大橋弘忠 東日本大震災が発生して以後、ネットなどで過去の発言が取り沙汰され、科学者としての責任が問われている。西尾幹二は「東大辞任してもなお、償いきれないほどの責任がある」とし、原発で事故処理作業をするべきとしている。
http://bit.ly/jgsskx
5月10日
Mac_iPhone_bot 若さだよやまちゃん
大橋弘忠 東日本大震災が発生して以後、ネットなどで過去の発言が取り沙汰され、科学者としての責任が問われている。西尾幹二は「東大辞任してもなお、償いきれないほどの責任がある」とし、原発で事故処理作業をするべきとしている。
http://bit.ly/jgsskx
5月10日
JacoTen2 Jun Tendo
@
@Nam27676 昨晩、ふと一般的標準思考回路で考えたんですが、台風が現状の福島第一を襲うという最悪のシナリオは保安院として考えたくないので除外してるでしょうが、東大の大橋が否定するような億単位の確立で台風など天災が襲ったらどうなるのか、誰も考えないんでしょうね・・・
5月10日
TendonOhmori 智紀
@wmvories 東大の大橋忠弘大先生、佐賀のシンポジウムでのふてぶてしい態度とサクラの拍手にブチ切れたボクです。いま何してるんすかね?出て来いやぁ~ゴルァ~
5月10日
aguira4720 aguira
東大の大橋弘忠氏の話が聞きたい。恥ずかしくて公には出てきませんよね
5月10日
mairoiro まーさん
ここ数年間100年に1度や1000年に一度と言われる事象が毎年立て続けに起こり続けている。東大御用学者大橋弘忠の言う
「格納容器破損は1億年に一度おこるかどうかという危険レベル」というのまで起こってしまった。
5月10日
mairoiro まーさん
涼しい顔してプルトニウムは安全と薄ら笑いを浮かべながら話す東大教授大橋弘忠http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc&feature=share
これが日本の学界なのですね
5月9日
arima2 にゃああ
大橋弘忠先生様って、まだ東大大学院で教授してるのにゃ!!! びっくり! いつのまにやらホームページ http://bit.ly/jpoSED
から「原子力」の文字がなくなったらしい。そりゃそだにゃ。 大橋語録・・
5月9日
mojamoja_sun arachie
東大に原発作って、プルサーマルやればいい。RT @leonardo1498
プルトニウムは飛ばないと玄海原発プルサーマル導入「安全宣言」大橋弘忠東大教授http://www.jca.apc.org/mihama/News/news85/news85ohashi.htm
5月9日
2011/06/03(金) 00:30:07 |
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