地震や津波で壊れて放射性物質をばらまく原子炉が、54基もあるこの列島は、
はらはら原子力ランドです!
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「わくわく原子力ランド」など小中向け原発本に誤り「地震や津波に耐える」
文部科学省と経済産業省が作製した原子力発電に関する小中学生向けの副読本に「大きな地震や津波にも耐えられる」「放射性物質がもれないようしっかり守られている」などの表現が見つかり、高木義明文科相は15日の記者会見で「事実と反した記載がある」として内容を見直す考えを明らかにした。
東京電力福島第1原発事故を踏まえた判断。全国の小中学校などに約3万部を配布しているが回収を検討する。
副読本は小学生用の「わくわく原子力ランド」と中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」。2008年に改訂された新学習指導要領で原子力が重視されたため作られた。内容は文科省関連の財団法人「日本原子力文化振興財団」のホームページでも公開していたが、13日に取りやめた。
[ 2011年4月15日 11:36 ] スポニチ
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- 2011/04/15(金) 23:42:07|
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「最良の知見、最善の知識、最良の技術でベストなものをその当時は作ったと確信をしていた」
第一に、当時としても到底、ベストではなかった。なぜなら地震も津波も無いアメリカのお仕着せなのだから。
第二に、人間の知見、知識、技術ではどうにもならないことが露呈しているのに、それに目をつぶるのは、欺瞞だ。
原子力安全欺瞞言語を使っていると、こうなる。
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「原発推進は決して間違いではない」 与謝野経財相
2011年4月15日10時54分 朝日新聞
与謝野馨経済財政相は15日の閣議後の記者会見で、「今後も日本経済にとって、電力供給にとって、原子力発電は大事だ。(原発を)推進してきたことは、決して間違いではない」と述べ、東京電力福島第一原発事故を受けても「原子力は必要なエネルギー源」との認識を示した。
与謝野氏は日本原子力発電出身で、通産相などとして原発を推進してきた。原発の安全性について「言い訳がましいことは言いたくないが、最良の知見、最善の知識、最良の技術でベストなものをその当時は作ったと確信をしていた」と説明。「原発を推進してきた立場として今回の事故に謝罪をするつもりはないか」という記者の質問に対し、「ないです」と述べた。
- 2011/04/15(金) 12:10:38|
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日本原子力学会の「専門家」集団による分析を、信じる気になれない、と書いたとたんに以下の記事がでた。彼らの推定では、3号機では燃料棒が冠水しており、壊れたMOX燃料は、バラバラになって水底に沈んで冷えているはずである。
ではどうして、そんなに良い具合になっているはずの3号機が、温度上昇し続けるのか?
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福島原発3号機、原子炉温度が上昇 原因は不明
2011 年4月15日0時41分 朝日新聞
経済産業省原子力安全・保安院は14日、福島第一原発3号機の原子炉内で温度が上昇傾向にあると発表した。原因は不明だが12日に約170度だったのが、13日に約200度、14日に約250度に上昇した。計測値自体が地震によって破損し正確な値を示しているかはっきりしていないが、温度が上がっていることは確かだとみられている。今後、炉内への注水量を調整して温度を下げる見通しという。
- 2011/04/15(金) 01:00:03|
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